出版社内容情報
リビアの指導者カダフィ大佐の唯一の著作。政党も議会制民主主義も否定し、直接民主制による〈人民委員会〉を基礎にした独自の民族的社会主義を理論化。アラブ・ナショナリズムの支持を背景に激しい反米・反西欧路線を掲げたリビアという国を理解する原典。
内容説明
中東・イスラム世界のみならず、第三世界全域で強烈なインパクトと共に読まれ、浸透しつつある「第三の普遍理論」。資本主義でもマルクス主義でもない第三の世界観、新たな社会主義社会像を脱西欧思想のひとつのメルクマールとして提出した、カダフィ大佐が全生命を賭けて世界に問うた注目の書。
目次
第1部 民主主義問題の解決〈人民権力〉
第2部 経済問題の解決〈社会主義〉
第3部 第三の普遍理論の社会的基盤



