内容説明
大阪で先生や職員をクビにできる条例をつくった。つぎは、大阪市をなくすために国の法律をかえる。最後の仕上げは、憲法改正しての首相公選制―「大阪をぶっ壊す」から、「日本をぶっ壊す」へと日々転変するハシズムを、徹底検証。
目次
ハシズムは沈む。「船中八策」は沈没。しかし…
何が民意をハシズムに向かわせるのか
橋下徹大阪市長の最終的目標は日本の独裁者、ガラガラポンである
検証・「それナンボ?」と言わなくなった大阪人たち
ネット上のハシズム アマゾン・ブックレビューから読み解く
文化人・経済人の「親ハシモト」「反ハシスト」マトリクス
『体制維新―大阪都』から読み解くハシズムの正体
橋下さん、WTCビルのムダ使い96億円を返して!
「票だけ」でくっついた橋下さんたちと池田さんたち
「自公」の二の舞としての「橋下ハシズム」と「池田ファシズム」の握手
大マジメに比較!橋下徹v.sアドルフ・ヒトラー
「大阪都構想」のメリットとデメリットを村上弘教授論文から読み解く
「光市事件・被告弁護団懲戒請求」にみる橋下徹の本質
縦横無尽、傍若無人の橋本流ツイッター術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tk
1
中島岳志の項だけ読んだ。2012/11/24
田舎っぺ狸
0
橋下氏の独りよがりと論理のすり替えにはハタハタあきれる。でも、こういう人が流行っているのだから、気持ち悪い。流行っている原因を中島岳志氏は次のように書いている。「権威主義的なパーソナリティに惹かれていく心性。ちょっと楽をしてちょっと得をする誰かを引きずり下ろしたくなる心性。そこで得られる快楽・愉楽を抱きしめていて、自分が更に弱い立場に引き下げられてゆく。」ヒットラーの再来と言われて喜んでいる橋下さん、自滅するまでせいぜい頑張ってください。2012/06/01