土に生きるふるさとの味〈第1集〉おいしく、やさしく、なつかしく 季節ごとの恵みを味わうレシピ集

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784807409105
  • NDC分類 596
  • Cコード C0077

出版社内容情報

4月は赤飯やタケノコ料理、5月はイチゴジャムにかしわ餅、6月は梅干をはじめとした梅料理と、月ごとに旬の野菜や歳時にあわせた料理の数々を「おいしく、やさしく、なつかしく」紹介。

 村田文子さんは、大正時代にびわ湖のほとりに生まれた。農家と漁師が一緒くたに暮らす村で、なに不自由なく育ったけれど、戦後の混乱で働きに出なきゃならなくなった。
 そこで一念発起して、生活改良普及員という国家資格をとって、今よりずっと忙しかった時代の農村で、効率的かつ栄養的、そしておいしくなる料理の仕方を伝えてきた。「料理は科学やで」と言いながら。

 それから60年。米寿を迎えたいまも、あちこちの料理サークルで指導している。
「ホウレン草のいちばんおいしい茹で方は?」
「無添加で色鮮やかな苺ジャムを作るには?」
「減塩の梅干しが健康にいいって本当なの?」
 近所の人たちと知恵を出しあい、昔ながらの料理も未来に残せるようにいろんな工夫をくわえている。
 「スローフード」とか「マクロビオテック」なんて言葉が広まるずっと以前から、「自分が食べたくなる」「家族に食べさせたくなる」料理の数々を手作りの冊子にして広めてきた。

 それが、「土に生きるふるさとの味」シリーズの5冊。
 クチコミで広まった冊子は、何万もの人が手にする「隠れたベストセラー」になったけれど、これは村田さんがひとりで作り上げたレシピ集じゃない。
 土に生きた先人たちと、いまの湖国に暮らす人々の知恵が、村田さんに書かせたもの。
 陸(おか)と湖(うみ)の恵みに囲まれてきた人たちならではの、“古くて新しいスローフード”を召し上がれ。


米寿をこえて、こんな元気な人がいるのか。
「おばあちゃんの料理」というと、時代遅れのレシピを思わせるけれど、いまも現役の「先生」を続ける村田さんのは、そんな古くさいイメージとは無縁。しかも、おいしい。
新聞や雑誌で紹介され、累計5万部に達したという手作りの冊子を書籍化できたことは、わたしたち出版社にっても喜びです。

内容説明

米寿を迎えた村田のおばあちゃん。今日も元気に、里の人たちと一緒におかずを作ってます。累計5万部を超える「隠れたベストセラー」の第1集。

目次

4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
正月料理
1月
2月
3月
米のよさを見直そう
豆のよさを見直そう
食品加工

著者等紹介

村田文子[ムラタフミコ]
1921(大正10)年、滋賀県神崎郡伊庭村(現・東近江市)に生まれる。1950年から約30年間、滋賀県農林部の生活改良普及員として、農家の食事改善などに携わる。退職後も、公民館などで「ふるさと料理」を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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