東村山の闇―「女性市議転落死事件」８年目の真実

矢野 穂積/朝木 直子【著】

第三書館（2003/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 297p／高さ 20cm
• 商品コード 9784807403332
• NDC分類 916
• Cコード C0036

出版社内容情報

“｢万引き｣を苦にしての自殺”は法廷で否定された。
女性市議謀殺の謎を追う東村山のミステリー。警察と検察との対応はあまりにも奇妙なものだった。背後に大きな力が働いているのではないか……。東京都下の市の中心部で起こる不可思議な事件。今日の現実。

内容説明

“「万引き」を苦にしての自殺”は法廷で否定された。女性市議謀殺の謎を追う東村山のミステリー。

目次

第１章　「万引き」冤罪事件と殺害事件のあらまし
第２章　冤罪事件からの暑い夏
第３章　市議朝木明代の活動
第４章　世界に報じられた「事件」―「タイム」誌が取り上げた「カルト」と「朝木議員殺害事件」
第５章　捜査を指揮した人たち
第６章　謀殺のプロローグ
第７章　最初の勝利、刑事告訴を粉砕―「創価学会側が事件に関与した疑いは否定できない」
第８章　他殺の決め手となった音声の科学鑑定
第９章　他殺の決定打「司法解剖鑑定書」の衝撃―やはり謀殺だった
第１０章　決定的勝利の「潮」裁判判決―朝木明代議員殺害の事実を確定させた判決
第１１章　真相の判明した法廷ドラマ

著者等紹介

矢野穂積［ヤノホズミ］
１９４７年愛媛県松山市生まれ。郡中小、港南中、松山東高、東京外国語大学卒業。現・東村山市議会委員

朝木直子［アサキナオコ］
１９６７年東村山市生まれ。化成小、東村山市立二中、都立武蔵高、慶応義塾大学卒業。現・東村山市議会委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[静かな月を見てる]

声優の田野めぐみさんがYouTubeの「島田秀平のお怪談巡り」で話していた事件はこれだと思われるので読んでみました。これが小説だったら面白かったで済むけれど、現実に起こったこととなると恐怖しかありません。すべての真相が明らかになる日が来ることを切に願います。

2023/01/27