戦争中は“極楽”だった―記憶ファイル・村の1940年代

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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784807403202
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

筑波山麓の農村の内側から見たあの[有事体制]の真実!!太平洋戦争が始まって、村の価値観は大転換。戦火を逃れて疎開してくる人々、高価な着物を食料の代償にした買出し部隊の襲来。札束が舞うなか、伝統の祭りや催事は忘れ去られていく。

内容説明

筑波山麓の農村の内側から見たあの「有事体制」の真実。

目次

第1章 「戦争中は“極楽”だった」(そして戦争がはじまった;村の出征兵士;米軍飛行士は手を振った ほか)
第2章 稲吉村「小坊ちゃ」の日々(母ちゃんが狐になった;汽車を見に来た兄妹;狐の女房と河童の伝説 ほか)
第3章 吉川英治さんとの約束(「君なら書けますよ。絶対書きなさい」;吉川英治さんと叛乱計画)

著者等紹介

木村哲人[キムラノリト]
1933年、茨城県に生まれる。茨城大学電気工学科卒業。映画、テレビの録音技師。東映東京撮影所、日本テレビなどで映画、テレビ番組制作を担当。大島渚、寺山修司(故人)らとアテネフランセ学院で映画制作講座を開設した。映像技術、メディア評論などで、NHK、民放各社のテレビ・ラジオ番組に出演。1963年カンヌ・グランプリ『老人と鷹』をはじめとして国際コンクール受賞32作品の制作に関係。技術評論の執筆多数。音響効果の解説『音を作る』は三谷幸喜監督の映画「ラヂオの時間」の原作となった。どんな音でも作ることから、業界では「音の仕掛け人」のあだ名がある
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