出版社内容情報
古来軍事的衝突が絶えなかった中東の歴史を軍事的側面からとらえて叙述する同シリーズの第4巻(全5巻)。1973年、イスラエルの方向を全転換させた第4次中東戦争を中心に、現在の中東和平の基となった冷戦下最大の事件を克明に追う。
内容説明
中東和平の礎となった国連安保理決議242成立から、米ソ代理戦争と化したアラブ諸国とイスラエルの対立、ヨルダン内戦そして第四次中東戦争前夜までを再検証する。
目次
第1章 安保理決議二四二
第2章 泥沼の消耗戦
第3章 米ソの代理戦争化
第4章 現状固定停戦
第5章 ソ連軍エジプト駐留の波紋
第6章 戦争準備とソ連軍追い出しの矛盾
第7章 アラブ側の戦争決意
第8章 ヨルダン内戦
第9章 ゲリラに悩むレバノン
第10章 ソ連に近づくシリアとイラク
第11章 軍備増強を急ぐサウジとクウェート
第12章 半島沿岸諸国の国家形成
第13章 北アフリカの政変
第14章 ソ連に接する国々
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