内容説明
幼少にして父、弟、妹を亡くし、死への懊悩に苛まれるなか、医者から絶望の刻印を押された母が奇跡的な守護を頂き、この道の信仰を知る。ある夜、詰所で聞かされた「出直しの教え」が決定的な人生の転機となった―。『おさしづを拝す』『ふしから芽が出る』などの好著で知られる著者が、『みちのとも』や『天理時報』などに寄稿した膨大な記事のなかから、随筆など選りすぐりの18篇を収載。「信仰初代」の情熱ほとばしる珠玉の著作集。
目次
1 しんじつ神のてびき(死の救い;しんじつ神のてびき;ぢばを踏む ほか)
2 心澄まして(重大なる訂正;生活と信仰;心澄まして ほか)
3 息一すじ(息一すじ―放送教話;オールブラックス 羊歯葉の薫―一手一つに徹するラグビー;宗教と戦争と―映画『ヨーク軍曹』より ほか)
著者等紹介
橋本武[ハシモトタケシ]
明治40年(1907年)生まれ。大正12年(1923年)、母の身上をご守護いただきお道を知る。14年、創設された天理外国語学校へ第1期生として入学。華南伝道庁長、宣教部海外課長、亜細亜文化研究所(後のおやさと研究所)主任、道友社長、にをいがけ委員会広報放送係主任など歴任。昭和30年(1955年)、本部准員。37年、斐山分教会長。46年、65歳で出直し(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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