内容説明
“天理ラグビー”の申し子立川理道はいかにして世界へ羽ばたいたのか。
目次
第1章 少年時代(理道、誕生;やまのべラグビー教室 ほか)
第2章 天理ラグビー(選手、指導者は多士済々;天理教二代真柱 ほか)
第3章 世界への序章(フラットパス;スタンドオフとしての気づき ほか)
第4章 栄光と挫折(エディー・ジョーンズ;オーストラリアでの苦悩 ほか)
第5章 そして、未来へ(スーパーラグビー参戦;患謝のオープニングマッチ ほか)
著者等紹介
村上晃一[ムラカミコウイチ]
1965年(昭和40年)、京都市生まれ。10歳から京都ラグビースクールに通い始める。京都府立鴨沂高校に進学し、スタンドオフ、センターでプレー。大阪体育大学ではフルバックとして活躍し、86年度西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月、ベースボール・マガジン社に入社、『ラグビーマガジン』編集部に勤務。90年6月から97年2月まで同誌編集長を務める。98年6月の退社後は、ラグビージャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KF
12
村上晃一さんの著作は読み易く且つ読み応えがある。今回も満足。幼少期のラグビースクールに関する部分は同じくスクールで幼稚園児に携わってる者として刺激を頂いた。日頃国内には関心を持てていなかったが今季は少しはトップリーグにも興味を持つきっかけになったかもしれない。それでもハイライトは15年のワールドカップ。読んでみると興奮が蘇る。録ってあるので南ア戦を見返してみようかな。2018/08/19
みい
8
頂点に立つ人の多くは、その事に対して真面目に向き合い、人として優しくて思いやりがある人なんだろうな。この一冊でまたラグビーが、そして立川理道という人が大好きになった。2016/11/07
Motomi Kojima
5
ラグビー日本代表の新主将立川理道の少年時代からサンウルブスまでの奮闘が描かれています。ラグビーブームがさり、環境が悪化した日本代表。それでも2019年にワールドカップが日本で開かれる。その時、間違いなく立川選手が日本の中心になるという思いを強くしました。日本の道を切り開いて行ってほしいです。kindle undocumentedで読了。2016/11/02
かおりーぬ
2
【著者献本】立川理道の幼いころからの成長の物語を通して、崇高なラグビーの精神が描き出されている。ハルどころか、ラグビーについても無知識な私にもわかりやすく、自分の使命を信じてストイックにまい進する春の姿に心を揺さぶられる。2016/12/30
さとうはな
2
あの南アフリカ戦の興奮は、文字で読んでもやっぱり滲む。幼少期のエピソードを読んでいると、バランスが良いのか悪いのかよくわからない人だなぁ、という印象。2016/10/03