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内容説明
知恵が回り、無法者であった著者。理の親の真実にふれ、徐々に心を変えていくものの、持ち前の癖性分が頭をもたげては、幾度も試練に見舞われる。ついには肺結核を患い、死を目前にして布教一筋に身を投じる心を定めると、理の親から聞いた言葉を短冊に書き、家中の柱に貼った。“それでよろしいか”と―。入信から20年、龍分教会設立までの波瀾万丈の半生をつづった、布教体験記の名著。
目次
生涯の心定め
最初の単独布教
親心を知る
よふぼくの自覚
それでよろしいか
親神様のお働き
龍分教会の誕生
著者等紹介
篠田寛一[シノダカンイチ]
明治44年(1911年)、岐阜県に生まれる。昭和8年(1933)年、入信。9年、別科入学。10年、大阪・野田にて布教、野田集談所開設。13年華北時局委員会書記として華北伝道庁(当時)に勤務。15年、大馬春吉氏(名京)の長女・正恵と結婚。北京新民報社に記者として入社。長男(欣吾)誕生。19年、肺結核で内地送還。21年、多種の仕事ののち食料品店経営。23年、肺結核で病床生活に。26年、布教開始。28年、龍分教会設立。44年神殿移転建築(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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