内容説明
劉邦(漢王)、項羽、韓信、張良、蕭何ら20人が現代人に語りかける。彼らは人生の危機をどう切り抜けたか。秦王朝から漢帝国へ、動乱期の英雄に「人間行動学」を学ぶ。
目次
秦王朝(王翦―深慮と遠謀の老将軍;蒙恬―中傷に倒れた大功臣;優旃―渡世術で生きた小人)
反乱期(陳勝―時勢に乗り過ぎた王;章邯―囚徒軍で勝った大将;項羽―英雄四面楚歌に敗る;張耳と陳余―同士も虚・実の戦い)
漢帝国(韓信―背水の布陣で大勝す;劉邦―知略で天下を治める;蕭何―高祖腹心の内務官僚;張良―高祖側近の大兵法家 ほか)