内容説明
「文学をなぞる」をもっと愉しむ本。書き味の違う用紙は7種類。なぞる書体は40種類。色彩豊かな名作文学の世界をなぞり歩く!「吾輩は猫である」「初恋」「ピチベの哲学」「老人と海」「賢者の贈りもの」などの日本文学・海外文学と、「北風と太陽」「うさぎとかめ」などイソップ寓話を収録。
目次
第1章 文学を歩く(初恋―島崎藤村;みだれ髪(臙脂紫)―與謝野晶子
私と小鳥と鈴と―金子みすゞ ほか)
第2章 童話の宝石―イソップ寓話(いなかのネズミとまちのネズミ;狐と葡萄;北風と太陽 ほか)
第3章 星ピエロ―中原中也(サーカス;ピチベの哲学;一つのメルヘン ほか)
著者等紹介
シンジ カトウ[シンジカトウ]
雑貨デザイナー・絵本作家。熊本県出身。50年を超えるデザイナー人生の中で雑貨、靴、服、絵本、ジュエリーなど15,000点以上の様々なプロダクト・デザインを国内外へ送り出している。ディズニー、ポケモン、ウルトラ怪獣、鉄腕アトムなど有名キャラクターとのコラボレーション作品も多数。地球環境の変化に翻弄される北極熊の兄弟をキャラクターにした「そらべあ」を制作し、その活動が2010年、環境大臣賞を受賞。これまでに25冊以上の絵本を講談社、学研、岩崎書店、コクヨ、出版ワークス等より出版、そのうちの数冊が翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らいく
3
テレビ番組で特集されていたので、ガラスペンと一緒に買いました。徐々に増えているなぞり書き本の中で、1番最初に買うのはこれがオススメなのでは?と私は思います。色んな人の文学作品がミックス掲載されていて、知っている作家さん&フレーズがあります。英文も掲載されているので、レタリングも楽しめます。唯一、文字が見づらいページがいくつかあるのが残念。2023/07/19
シフ子
3
ざっと目を通した。本格的に書くのはこれから。書店で見つけて「これは面白そう」と思い購入。字を書く習慣が減り、漢字をすぐに思い出して書けない危機感がある。楽しみながら書き込みしていきたい。有名な小説・詩の一説、また英文学もあり、朗読しても面白い。装丁・挿絵が美しく、自体も様々で凝っている。ガラスペンを推奨しているが、とりあえず手持ちの文房具+暗い背景でも書けるペンのリフィルを買ってみた。『ガチョウと金の卵』(英文)が印象的。手っ取り早く利を得るために大事なものを失う怖さ、童話は本当に示唆に富んでいる。2023/03/17
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