内容説明
「零式艦上戦闘機1型」これが、世界の名機「零戦」の誕生名である。制式採用された年が日本の紀元2600年であったため、末尾の零をとって零式と名付けられたのである。欧米列強にも例のない実力を持った傑作戦闘機であったが、物量に勝る米国との戦力バランスに負け、徐々に劣勢に追い込まれ、最終的に特攻作戦で多くの搭乗員とともに散っていった悲劇の名機でもある。
目次
真珠湾奇襲攻撃
ミッドウエーから形勢逆転
昭和十八年十一月二日ソロモン海
人間がワシのように
ライト兄弟にその栄冠を
はじめての旭日の日の丸標識
日本でも独自の戦闘機開発
ヒットラー登場
制式機零式艦上戦闘機
零戦初陣
敵機全機墜落の大戦果
零戦は大きくはばたきだした
零戦キラー
戦爆激突
米重戦群が制空権