内容説明
かつて大学側と企業側とで「就職協定」が結ばれていた時代には、就職活動はそれなりに一定のルールとスケジュールのもとに展開されていたが、数年前に「就職協定」が廃止されてからは、企業は独自の動きを見せるようになった。それに伴って登場し、いまや大半の企業が導入しつつあるといわれているのが、「エントリーシート」制なるものである。これは、はっきりいってしまえば“第1次採用試験”であり、企業側からいわせれば“第1次面接試験”なのだが、その最大の特徴は“ミニ「作文」的筆記試験+「面接」本番用重要資料”というところにある。出来のよい「エントリーシート」を提出しなければならない。さて、どうするか―?そのためのさまざまな心得やノウハウをお教えするのが、この本である。
目次
1 「エントリーシート」に隠された狙いとは?(「エントリーシート」とはどういうものか?;「エントリーシート」はなぜ主流になったか? ほか)
2 「エントリーシート」で出題されるテーマとは?(製紙会社;電器(電機) ほか)
3 テーマ別正しい書き方のポイントとは?(当社を志望する理由を書いて下さい。;あなたの自己PRをして下さい。 ほか)
4 効果的「短文」の書き方のコツとは?(主語と述語をはっきりさせよ;「私は」は省略してもよい ほか)