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著者等紹介
鈴木進吾[スズキシンゴ]
江戸暖簾保存会。巴屋三代目代表取締役隠居。1943年生まれ。暁星小、中、高校、1962年卒業。慶応義塾大学法学部政治学科、1966年卒業。同年巴屋に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けろりん
48
商家の店先を飾る暖簾は、夏と冬、厳密には6、10月の朔日を持って掛け替える、世界に類を見ない日本独特の看板であり、後世に遺し伝えたい文化であるとの思いから10年間撮り続けてきた写真を、2020東京オリンピックに来日する外国人にも是非見てほしいと、一冊にまとめたとの事です。季節毎に替わる暖簾が掛けられた店先の写真と、所在の町名のみの構成。扱う商品の説明は少なく、外国の方々にとっては、まるで判じ物です。興味を覚えたらオリエンテーリング風に、現地を訪ね、目と鼻と舌で体験して下さいという趣向でしょうか。ユニーク。2020/08/13
mamaboo
4
のれんがあるだけに老舗が紹介されていて、内容はいいのですが、レイアウトと文字の大きさが壁新聞みたい。2019/11/17
kaz
0
恥ずかしながら、老舗が季節ごと、あるいは夏と冬とで暖簾を替えているとは知らなかった。中には利用したことのある店もあったが、全く意識したことがなかった。歴史のある蕎麦屋や鰻屋はわかるとして、チェーン店の富士そば、風呂屋でも季節によって暖簾が替わるというのは面白い。 2020/06/30