内容説明
「マルクスは死んだ」だと~な、な、なんてヤツらだ。ソーシャル・キラーを追い詰める。今どきのマルクスがわかるやさしくない入門書。
目次
どのようにして、ひげ面の男に成長し、共産主義者になったのか
神が死んだとは、どういうことか
なぜ、闘争は、階級的なのか
亡霊は、どのようにして生身の人間になるのか、そして、どうして微笑むのか
なぜ、革命はいつも、定刻通りにいかないのか
なぜ、政治は、時計の針をくるわせるのか
なぜ、マルクスとエンゲルスは、党のフリーターなのか
だれが、剰余価値を盗んだのか―資本の犯罪小説
なぜ、ムッシュ‐資本には、恐慌という心臓発作のおそれがあるのか
なぜ、マルクスは緑の天使でも、生産力主義の悪魔でもないのか〔ほか〕
著者等紹介
ベンサイド,ダニエル[ベンサイド,ダニエル] [Bensa¨id,Daniel]
1946~2010年。1966年のフランスJCR(革命的共産主義青年)と1969年のLCR(革命的共産主義者同盟)の創始者のひとり。1968年5月の学生反乱において活躍したのちも大学で教鞭をとりながら政治活動を続け、2009年の反資本主義新党(NPA)創立に参加するなど、実践家としての生涯を送ったマルクス主義思想家
シャルブ[シャルブ] [Charb]
本名ステファヌ・シャルボニエ。1967年~。辛辣な風刺で知られる漫画家、ジャーナリスト。2009年からは週刊誌『シャルリー・エブド』の編集責任者を務める
湯川順夫[ユカワノブオ]
1943年生まれ。翻訳家
中村富美子[ナカムラフミコ]
1957年生まれ。パリ第10大学文学部博士課程中退。ジャーナリスト。フランス2のルポルタージュ番組制作ほか、週刊誌、月刊誌に執筆
星野秀明[ホシノヒデアキ]
1962年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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