内容説明
世界銀行は人々の基本的人権を阻害した。その歴史を通して、世界の民衆に対し非道な振舞いを続けてきた。それだけではない。世界銀行が資金援助するプロジェクトは計り知れぬ環境破壊を生み出してきた。軍事クーデターでも独裁者でも60年以上も融資を続けてきた、そんな国際機関とは…?
目次
ブレトンウッズ機関の設立
世界銀行、その揺籃期(1946~1962年)
国連と世界銀行の複雑な関係
第二次世界大戦後の状況―マーシャル・プランと米国の二国間援助政策
米国の旗の下で
世界銀行・IMFによる独裁者支援
世界銀行とフィリピン(1946~1990年)
世界銀行によるトルコの独裁体制支援
世界銀行とインドネシア―介入のモデルケース
世界銀行の開発理論〔ほか〕
著者等紹介
トゥーサン,エリック[トゥーサン,エリック] [Toussaint,Eric]
政治学および歴史学者。CADTM(Commit´e pour l’Annulation de la Dette du Tiers Mond,Commitee for the Abolition Third World Debt第三世界債務帳消委員会)代表。世界社会フォーラム国際評議会メンバー。ATTACフランス科学提言審議会メンバー
大倉純子[オオクラジュンコ]
1999年、債務と貧困を考えるジュビリー九州を立ち上げ、2012年まで運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- アウト - 不良の流儀