目次
序章 戦後民主主義の国際的考察から明らかになるもの
1 今日の世界金融危機をどう見るか(後期資本主義の上昇と衰退、衰退と崩壊―1929年恐慌の総括を手掛かりとして;戦間期の政治と経済、今日の危機の源流―前期資本主義の没落と上昇する後期資本主義)
2 20世紀社会主義の総括(ソ連邦の80年と反対派の挫折―20世紀「社会主義」崩壊の源流;ソ連、東欧の解体と「反官僚政治革命論」)
3 21世紀左翼の構築のために(国家主導の社会主義論から市民主導の社会主義論へ;新左翼の源流、1968年をどう考えるのか;新たな変革主体登場の可能性―中流社会から格差社会への転換が意味するもの)
著者等紹介
寺岡衛[テラオカマモル]
1935年生まれ。立命館大学入学と同時に共産党に入党(1954年)。フルシチョフのスターリン批判(1956年)を契機に第4インターナショナル日本支部(準)に参加(1958年)
江藤正修[エトウマサノブ]
1944年生まれ。1963年に社会主義青年同盟に参加。埼玉県反戦事務局長を経て第4インターに加盟(1974年)。1977年~2004年まで『労働情報』事務局員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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