内容説明
オルタ・グローバリゼーション運動という妖怪が世界を徘徊している。脱階級化された“帝国”を突き抜け国民・領土・民衆・主権・戦争・国際法…の意味を根底から問い直しながら。
目次
はじめに ポルトアレグレの精神
第1部 新しいインターナショナリズム(インターナショナリズムの大長征;グローバリゼーションからもうひとつのグローバリゼーションへ;インターナショナリズムの再生;名もなき抵抗のインターナショナル)
第2部 帝国の新たな混迷(帝国主義の第三期;主権と帝国;ヨーロッパの謎々;ユダヤ人問題への国際主義的返答)
第3部 全面戦争からグローバル戦争へ(新しい戦争の言説;軍団の行進;「無限のデタラメ」作成;狂気の理由)
あとがき 新しいインターナショナル、新しい同盟
著者等紹介
湯川順夫[ユカワノブオ]
1943年生まれ。翻訳家。Attac Japan会員
加藤洋介[カトウヨウスケ]
1971年生まれ。一橋大学言語社会研究科博士後期課程中退。サルトルを中心とするフランス現代哲学を専攻
星野秀明[ホシノヒデアキ]
1962年生まれ。翻訳家。Attac Japan会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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