出版社内容情報
アシュカルは、現在のイラクを「レバノン化」の危機と呼ぶ。著者は、レバノン出身の国際政治学者。パリ第8大学の教員を務め、ロンドンの中東・アフリカ研究スクールで教鞭をとっており、その論評やインタビューは世界中で新聞・雑誌に掲載され、注目を浴びている。その論考を集める。
内容説明
イスラム原理主義の現実は?パレスチナ和平の道すじは?2つの湾岸戦争は、なぜ、どのようにして起きたのか?イラクはどこへ行くのか?レバノン出身の国際政治学者が尖鋭に解明する。
目次
第1部 イスラム原理主義とは何か
第2部 パレスチナとレバノン(インティファーダ―新しい世代を中心にした大衆蜂起;暫定自治協定―パレスチナ人の権利を排除;レバノン―イスラエルの侵略をめぐる攻防(96年・06年))
第3部 イラク―血と石油(第1次湾岸戦争(91年)
第2次湾岸戦争とイラク内戦(03年~))
著者等紹介
アシュカル,ジルベール[アシュカル,ジルベール][Achcar,Gilbert]
レバノン出身の国際政治学者。1975年以降のレバノン内戦では文字通り命がけの政治活動にかかわる。その後1983年にフランスに移住してパリ第8大学の教員を務め、現在はロンドンの中東・アフリカ研究スクールで教鞭をとっている。その論評やインタビューは世界の数多くの新聞・雑誌に掲載され、注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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