イラン・パペ、パレスチナを語る―「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ

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イラン・パペ、パレスチナを語る―「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ

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  • サイズ B6判/ページ数 290p
  • 商品コード 9784806805830
  • NDC分類 319.28
  • Cコード C0031

内容説明

ニュー・ヒストリアン(新しい歴史家)として、イスラエルの「建国神話」の中核に根ざしたパレスチナに対する「民族浄化」を剔抉しつづけてきた歴史家、イラン・パペ初の日本語テクスト。パレスチナ/イスラエル双方からナショナリズムを乗り越える、「橋渡しのナラテイヴ」へむけた対話の模索。一九四八年の大災厄から60年。刮目の講演集。

目次

第1章 パレスチナの「民族浄化」―何が起こったのか(シオニズムを、イスラエルを、イスラエル人として問い直す営為;民衆の共存に向けた歴史の見直しを;下からの歴史をつくっていくために、個々人が果たしうることは)
第2章 イスラエルの歴史認識―建国神話とニュー・ヒストリアン(パレスチナの「民族浄化」は、なぜ現在も続くのか;共に生きることを望むなら、二つの国に分けることはできない)
第3章 「橋渡しのナラティヴ」―他者の歴史にどう向き合うか(歴史のナラティヴに挑戦すること;共生の領域を、あるいはそれを創り出す努力の領域を探る)

著者等紹介

パペ,イラン[パペ,イラン][Papp´e,Ilan]
1954年、イスラエル生まれ。エクセター大学(=イギリス)歴史学部教授。第一次中東戦争(1948年)に関する論文で、1984年オックスフォード大学博士号を取得。帰国後、ハイファ大学政治学科講師に就任し、シオニズムを批判する立場からの研究を積み重ねる。その研究に対するイスラエルの学界からの反発と、パレスチナ人学生の論文評価をめぐる学内での対立により、ハイファ大学を追放されかかるが、国際的な非難の声を受けて処分を覆す。反シオニスト左派のオルタナティブ・インフォメーション・センターが発行する英字雑誌News from Withinにも頻繁に寄稿・発言するなどの活動も精力的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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100名山

3
「パレスチナの民族の浄化」で1948年のパレスチナにおけるイスラエルの蛮行を克明に記したイラン・パペ氏が2007年3月に来日して3月の8,9,10日に開催された講演の全訳です。講演も然ることながら質疑応答も見事です。ナラティヴという言葉が鍵になりますが、問い続けることが無駄ではないと書かれていますが、これらの本を読むことも同じ行為だと思いたいです。2018/09/07

jam

1
パレスチナ問題、イスラエルとパレスチナどっちもどっち、のように捉えられてしまいがちだが、この本を読むと明確にイスラエルの側がパレスチナを侵略したのだということがわかる。民族浄化の恐ろしさ。メディアも「中立」ぶるのはやめてイスラエルを止めよう。2023/12/24

akio.futai

0
取りたい記述の解釈のむずかしさよ...2014/06/28

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