ミッドナイト

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575243581
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

警察庁公安〈サクラ〉の田臥警視とロシアの大物スパイがコンビを組んで疾走! 次期長官候補の大江から非公式のオファーを受けた田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。戦闘機F35の重大な秘密を握る親子に、次々と敵が迫り来る。日米ロの諜報員が対峙する緊迫のサスペンス大作。好評シリーズ第4弾!

内容説明

『デッドエンド』の公安刑事に新たな任務。戦闘機F‐35の超A級機密、世界を震撼させる情報を守れ!

著者等紹介

柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身。2006年『下山事件 最後の証言』で、第五九回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第二四回日本冒険小説協会大賞(実録賞)を受賞。07年『TENGU』で第九回大藪春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

175
シリーズ4作目は、田臥刑事を主軸にロシア人父娘を青森~東京を移送する話。相棒・室井が前の話を引きずってPTSDなので、途中まで殆ど活躍できず寂しいが、贔屓のアサルが頑張って補っている(今回は色気がないのが残念だが...笑)。笠原父娘は田臥に手を貸す役柄で少しの出演だが、二人とも元気そうで嬉しい。シリーズのテーマになっている原発問題も絡んでくるが、それ以上に外交下手による多大な負担などを訴えていて興味深い。行程地図が添付してあれば更に楽しめたが、テンポ好い展開と切れ味鋭いアクションは健在で、第5弾を待望♬♬2021/03/09

タイ子

99
こういうの好きだわ~、ワクワクする。スパイとカーチェイスと銃撃戦。公安(サクラ)の田臥警視に新たなミッションが下る。美人刑事アサルとともにベンツを駆って竜飛崎から東京までロシアのスパイ父娘を敵から守りながら運ぶことになる。超A級の機密情報を持つスパイを狙う勢力の容赦ない追跡が田臥たちに迫ってくるシーンは思わず、あっ!とかおっ!とか独り言の連続。何もかも忘れて没頭できるひとときがいい。福島原発近郊での銃撃戦がハンパなく怖い。軍事予算の本質なんてどこにあるんだか疑いたくなるシリーズ第4弾。続編も楽しみ!2021/03/19

ゆみねこ

80
面白かった~!ロシアのスパイ父娘を青森の竜飛岬から東京へ移送する任務に携わる田臥とアサル。父娘を狙う謎の勢力。東北の地理が解る人にはたまらない面白さ!迫力あるカーチェイスや銃撃戦、笠原父娘も登場して嬉しかった。グミジャはこの先どうなるのかな?2021/06/12

タックン

61
米ロの防衛問題に絡むスパイ戦争に、日ロの北方領土問題とかの外交問題を匂わせた公安関係の話でシリーズ物!!? この手の話しなら、最近読んだM資金関係の話みたいにいくらでも深く書けたのにVシネマみたいだったから拍子抜け。 F-35の話は本当だろうか?それにしても、出てくる女性がみんな美人で聡明で強くて魅力的なのはなんとも・・・笑2021/02/23

ナミのママ

60
シリーズ4作目。「追う→逃げる」好きにはたまらない。今作は北海道に潜んでいるロシア人親子を東京の警察庁まで連れてくるという内容。この依頼、最初からきな臭い。さらに「陸路で輸送」という条件もつく。シリーズ1作目からの登場人物はもちろん、前作で不気味な消え方をしたアレも登場。F-35欠陥機を主軸に北方領土、米ソ間の駆け引きなどもりだくさん、ノンストップの展開だった。2021/01/05

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