内容説明
本書のマルクス主義解釈は、マルクス主義理論の中にある弁証法的・歴史主義的・人間主義的・反実証主義的、反進化論的な伝統から着想を得ている。それは、マルクス主義の政治哲学の中に秘められているロマン主義的契機を、最前面に押し出そうとする試みである。
目次
マルクス主義と革命的ロマン主義
マルクス主義とユートピア的ヴィジョン
マルクス主義と宗教―解放の神学の挑戦
ウェーバーはマルクスを反駁した?―『プロテスタンティズムの倫理』における、史的唯物論との論争
マルクス主義者と民族問題
ヘーゲル『大論理学』からレーニン「四月テーゼ」へ
ローザ・ルクセンブルク―「社会主義かバーバリズムか」
グラムシとルカーチ
「過去の詩」―マルクスとフランス革命
20世紀における最初の革命〔ほか〕