死ぬことと生きること 〈続〉

死ぬことと生きること 〈続〉

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806767312
  • NDC分類 740.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

リアリズム写真界の巨人・土門拳の初のエッセイ集。カメラを手にする人間としての使命感に駆りたてられて「ヒロシマ」を撮り、「筑豊のこどもたち」「古寺巡礼」を写した土門拳。その鬼の土門が苦しみ悩むなかでヒューマニズムを謳いあげたエッセーの数々は、わたしたちの心に深く浸み入る。著者自選の写真15葉(ダブルトーン印刷)を収録した。  ★★★毎日新聞「私が選んだこの一冊」---田沼武能・日本写真家協会会長(1995年12月13日)=土門先生が脳溢血で倒れられて、写真の方の仕事が思うようにできなくなったころの前後に、いろんなところにお書きになったものを集大成したものです。この中には土門拳の写真に対する考え方、撮影方法、生き方といったものが折にふれて書かれています。★★★ダ・ヴィンチ評---文・荻野目洋子(1995年4月号)=この一年に読んだ本の中で、特に印象に残っている。“写真”というたった1枚にかける情熱にも想像を絶するものがあり、最初に読んだときにも衝撃を受けたけれど、もう一度、現在の私が読んでとても印象に残ったのは、「……おでこに五本の小じわがあれば、五本の小じわが写ってしまうのである。四本に減るわけでも、六本に増えて写るわけでもないのである。」というフレーズ。“事実を事実として受け止める”土門さんのやり方は、写真だけでなく、ペンによっても思わずハッとさせられる箇所がたくさんありました。表現することの厳しさを学べる1冊です。★★★  ■■■女性(28歳)=注文をして手に入れた甲斐有り。勇気と希望を湧きたたせてくれました。■■■  ●●●本書「あとがき」より=ぼくは広島に来た。この前に来た時から今日まで何年たったであろう。六年か、七年かになる。今回病気で倒れるその年以来である。今から一時間ほど前にぼくは平和公園の原爆慰霊碑に詣でた。ああー、あれから何年かの間に広島の被爆者はいったい何人死んだであろう。ぼくは原爆慰霊碑に詣でて、心から頭を下げた。今度広島に来たのは、ライフワーク「古寺巡礼」の写真展のためである。古寺巡礼とヒロシマとの間にはどういう関係があるであろう。一見、なんの関係もなさそうに見える。日本人として古典の美に生きるも、あるいは原爆の劫火の炎を浴びるのも、同じことなのである。一人の日本人として古典に生きるとも、原爆の火の粉を浴びるのも、この生きがたい世に生きるその人間の生きる苦しみは本当は同じなのである。ぼくはこの考えに憑かれて今広島に古寺巡礼と共に来たのである。この本でヒロシマに関する文章をたくさん載せている。それは写真集「ヒロシマ」から転載したものである。●●●

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Pikatyuagarden

1
・カラスが鳴いたんですよ ・フィルムに色を出すだけが写真を撮るというのではない。色が出たか出ないかはあくまでも結果であって、眼で確かめ、心に叩き込まれたとき初めて写真は写ったといえるのである。 ・ 大勝利 ・三仏寺投入堂、薬師寺三重塔、室生寺五重塔、高山寺石水院、神護寺本堂の薬師如来、薬師寺東院堂の聖観音、臼杵の磨崖仏群2016/02/14

TAKAO

1
フィルムカメラ、スライドフィルムで久しぶりに使ってみようかと思う。デジタルカメラよりシャッターきるまで、少し考えていたと思う。2016/01/11

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