みんなの保育大学<br> 目のはたらきと子どもの成長

みんなの保育大学
目のはたらきと子どもの成長

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  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806745204
  • NDC分類 496.41

出版社内容情報

子どもの目を守るには6歳では遅すぎる。幼児期の視力検査の必要性を長年にわたって訴えつづけてきた著者が、発育をそこないやすい異常を早期発見する方法や対処法、子どもの目がもつ問題点などを、多くの図と写真をもちいてやさしく解説する。  ■■■女性(21歳)=どの本もわかりやすく、科学的に書いてあるので納得しながら読んでいます。大学でもこのように教えてくれるといいのにと思ってしまいます。■■■女性=保健婦として乳幼児の発達を支援するための身体のメカニズムの理解に役立ちます。さくら・さくらんぼの保育内容も知りたくなってきます。■■■  ●●●「あとがき」より=子どもの目の健康は、本書のタイトルにあるように、6歳では遅すぎる、3歳ですら遅いこともあるもので、発育をそこないやすい異常を、いかに早く発見し、早くマネージメントするかにかかっている。そのため、もっとも望まれるのは、幼稚園、保育所における視力検査である。筆者は、早くから6歳までの視力検査の必要性をとなえており、すでに20年になる。最初はその必要性が、眼科医、保健関係者、保育関係者にも認識されなくて、この普及は遅々としたものであったが、最近やっとその努力が実を結びつつあることは誠に喜ばしい。医療というものは、単に専門の、高度な医療を行うことのみではなく、その疾患をいかに起こらぬように予防し、また早期発見をするかが、重要な医療の命題であることはいうまでもない。そのために、医師は診療室の奥深くに閉じこもらず、早期発見と予防の思想を普及させるため、外へ出なければならない。筆者の執筆活動、講演活動、マスコミへの働きかけは、すべてそのような医師としての哲学から始まっている。●●●  【主要目次】▲▲第1章・目のしくみとはたらき=間違っている目の常識/現代生活に強い目を/これが小児眼科です/視力の発育/視力とは/色覚の発育/両眼視の発育/目の構造と見るしくみ/視力発育の条件は/人の目の調節による水晶体の変化/両眼視とは/視覚伝導路を伝わる/中枢と視力  ▲▲第2章・視力発育をそこなうもの=視力の発育をそこなうもの/遠視の話/近視の話/メガネの原理/乱視の話/不同視の話/屈折異常の種別のパーセンテージ/斜視の話/弱視の原因/視力発育と年齢の関係  ▲▲第3章・早期発見の対策=早期発見のための視力検査/早期発見のための斜視検査/家庭でも発見できる目の症状/早期に必要な目の管理  ▲▲第4章・症状別の目の病気=目の病気/メガネをかけよう  ▲▲第5章・質問に答えて=遠視を治す目薬はありますか/太陽を見ると、片目をつぶります/心身障害児に斜視が多いのですが/斜頚があるのですが/近視の進行についてうかがいます/転びやすいのですが/本にくっついて見ます/遠視性乱視はどうすれば……/片目の視力が悪いのですが/再び、顔をまわして物を見ますが/仮性遠視というのは?/乱視といわれましたが/ときどきより目になります/先天性白内障について/遠視の視力について/先天性乱視といわれました/ダウン症候群の目の合併症は/中枢疾患と斜視は/眼瞼下垂はどうしましょう/仮性近視の治療は/発育のおくれに間歇性外斜視がありますが/目に鉄粉が入りました/遠視と斜視の経過について  ▲▲付言・子どもと目

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