出版社内容情報
2023年ピュリッツァー賞一般ノンフィクション部門 ファイナリスト作品
2023年PEN/EOウィルソン文学科学執筆賞 ファイナリスト作品
2023年アメリカ音響学会科学コミュニケーション賞 受賞作品
きらめく散文によって世界の音の聴き方が変わる本。
歴史、生態学、生理学、哲学、生物学をシームレスに融合させながら、
鳥や昆虫、風や海、人の声や楽器が作り出す美しい音を紹介。
同時に、人間を孤立させ、生態系を断片化し、
進化の創造性を弱める「自然破壊による生態系の沈黙」について、説得力ある警告を発する。
音は目に見えず、はかないものであり、失うには貴重すぎるのだ。
内容説明
きらめく散文によって音の世界の聴き方が変わる本。歴史、生態学、生理学、哲学、生物学をシームレスに融合させながら、鳥や昆虫、風や海、人の声や楽器が作り出す美しい音を紹介。同時に、人間を孤立させ、生態系を断片化し、進化の創造性を弱める「自然破壊による生態系の沈黙」について、説得力ある警告を発する。アメリカ音響学会科学コミュニケーション賞受賞作品。
目次
第1部 起源
第2部 溢れる動物の音
第3部 進化の創造力
第4部 ヒトの音楽と帰属
第5部 減衰、危機、不公正
第6部 聴くこと
著者等紹介
ハスケル,デヴィッド・ジョージ[ハスケル,デヴィッドジョージ] [Haskell,David G.]
自然界の科学的、文学的、詩的研究を統合した作品を発表している生物学者。South大学の生物学および環境学の教授であり、グッゲンハイム・フェロー。地球上の音の物語を探求した本書はピュリッツァー賞一般ノンフィクション部門の最終候補、国際ペンクラブ・センターの選出するE.O.ウィルソン科学文学賞の最終選考に残り、アメリカ音響学会の科学コミュニケーション賞を受賞。ニューヨーク・タイムズ紙は本書を「Editors’ Choice」に選んだ
屋代通子[ヤシロミチコ]
兵庫県西宮市生まれ。出版社勤務を経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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