化石が語る生命の歴史<br> 11の化石・生命誕生を語る“古生代”―化石が語る生命の歴史

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化石が語る生命の歴史
11の化石・生命誕生を語る“古生代”―化石が語る生命の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806715566
  • NDC分類 457.33
  • Cコード C0044

出版社内容情報

この化石の発見で、生命の発生がわかった

19世紀、地球上に現れた生命の証拠を探して、科学者たちはやっきになっていた。
先カンブリア時代のストロマイト、単細胞から多細胞への変化、三葉虫、
バージェス動物群、初の陸上植物クックソニア、
軟体動物から脊椎動物へ、水生から陸生動物へ……。
歴史に翻弄される古生物学者たちの
苦悩と悦びにみちた研究史とともに生命の歴史を語る。

第1章 最初の化石・クリプトゾーン
ねばねばした膜の惑星
ダーウィンのジレンマ
クリプトゾーン──また新たな人騒がせ?
五億年前の景色が目の前に!

第2章 最初の多細胞生物・チャルニア
エディアカラの楽園
一つの細胞から複数の細胞へ
フリンダース山地の化石
エディアカラの化石が示す生命の飛躍

第3章 最初の殻・クラウディナ
小さな殻
殻をつくる者
「小さな殻」の出現
先カンブリア時代古生物学の巨匠、プレストン・クラウドの予想
クラウディナ──地球上で初の有殻生物
カンブリア爆発は「ゆっくり燃える導火線」

第4章 殻を持つ最初の大きな動物・オレネルス
「おお、三葉虫がうろつく地に我が家を与えよ」
太古からの使節団
三葉虫とは何か
オレネルスと最初の三葉虫
三葉虫に何が起こったのか

第5章 節足動物の起源・ハルキゲニア
蠕虫類なのか節足動物なのか?
バージェス頁岩の奇跡
石の中の幻影
節足動物とは何か
カギムシと節足動物
門の間の大進化

第6章 軟体動物の起源・ピリナ
蠕虫類なのか軟体動物なのか?
ミッシングリンク発見
最初の軟体動物
深海探検が生物学を変身させる

第7章 陸上植物の起源・クックソニア
海から顔を出す
不毛の地球
最初の陸上植物
直立の草分け──維管束植物
シルル紀の単純な植物──クックソニア
地球の緑化

第8章 脊椎動物の起源・ハイコウイクティス
魚臭いお話
ヒュー・ミラーと旧赤色砂岩
魚の時代
古代の魚釣り
脊椎動物とその先祖のつながりをたどる
魚臭いつながり

第9章 最大の魚・カルカロクレス
巨大な歯
伝説的なシャークトゥースヒルへの訪問
サメがはびこる中新世の海
なんてでっかい魚なんだ!
海の怪物
フェイク・ドキュメンタリー──ドキュフィクション

第10章 両生類の起源・ティクターリク
水から出た魚
水から陸へ
あなたの中の魚

第11章 カエルの起源・ゲロバトラクス
「フロッガマンダー」
「洪水の証人である人間」
両方で生きる
テキサス北部の豊かな赤色層
両生類が君臨していた時代
フロッガマンダーを探して

あとがき
訳者あとがき
もっと詳しく知るための文献ガイド
索引

ドナルド・プロセロ[ドナルド プロセロ]
著・文・その他

江口 あとか[エグチ アトカ]
翻訳

内容説明

この化石の発見で、発生がわかった。

目次

第1章 最初の化石・クリプトゾーン―ねばねばした膜の惑星
第2章 最初の多細胞生物・チャルニア―エディアカラの楽園
第3章 最初の殻・クラウディナ―小さな殻
第4章 殻を持つ最初の大きな動物・オレネルス―「おお、三葉虫がうろつく地に我が家を与えよ」
第5章 節足動物の起源・ハルキゲニア―蠕虫類なのか節足動物なのか?
第6章 軟体動物の起源・ピリナ―蠕虫類なのか軟体動物なのか?
第7章 陸上植物の起源・クックソニア―海から顔を出す
第8章 脊椎動物の起源・ハイコウイクティス―魚臭いお話
第9章 最大の魚・カルカロクレス―巨大な歯
第10章 両生類の起源・ティクターリク―水から出た魚
第11章 カエルの起源・ゲロバトラクス―「フロッガマンダー」

著者等紹介

プロセロ,ドナルド・R.[プロセロ,ドナルドR.] [Prothero,Donald R.]
1954年、アメリカ、カリフォルニア州生まれ。約40年にわたり、カリフォルニア工科大学、コロンビア大学、オクシデンタル大学、ヴァッサー大学、ノックス大学などで古生物学と地質学を教えてきた。カリフォルニア州立工科大学ポモナ校地質学部非常勤教授、マウントサンアントニオカレッジ天文学・地球科学部非常勤教授、ロサンゼルス自然史博物館古脊椎動物学研究部の研究員を務める。1991年には、40歳以下の傑出した古生物学者に与えられるチャールズ・シュチャート賞を受賞。2013年には、地球科学に関する優れた著者や編集者に対して全米地球科学教師協会から与えられるジェームス・シー賞を受賞

江口あとか[エグチアトカ]
翻訳家。カリフォルニア大学ロサンゼルス校地球宇宙科学部地質学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やす

2
化石の学術的意義と発見までのいきさつとがバランスよく書かれていて、おもしろかった。2019/06/14

naoto

0
25の化石で地球生命史を語る3巻シリーズの第1巻。古生代対象で、やはり古生代の地球生命イベントといえばカンブリア大爆発。ハルキゲニアが紹介されていたけど、他にもアノマロカリスやクックソニアなど、名前を挙げるだけで楽しくなってきちゃう。地球史、地球生命史、本当に面白い。2022/07/03

じゃすてぃん

0
古生代の生物の進化における移行点となる化石・生物について発見・研究の経緯やその生物の移行点としての特徴が紹介されている。 どの移行点も興味深く、本書後半の複雑に進化した生物の移行点ほどその移行点としての特徴が分かり易く読んでいて面白かったが、 もっと詳しく知りたいと感じるのはストロマトライトからエディアカラ生物群、そしてカンブリア紀の生物までの進化の過程だった。2019/03/24

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