内容説明
洋菓子の文化が花開く18、19世紀のパリとウィーン。お菓子の都で、洋菓子職人(パティシエ)たちは、今に伝わる洋菓子の傑作をどのように発明し、工夫し、世界中に広がる文化へ昇華させていったのか。クレープ、アップルパイ、ザッハトルテなど身近な洋菓子たちとともに、皇帝、国王、貴族、市民富裕層とパティシエとの関係から、イチゴのショートケーキの由来までを豊富なエピソードを交えてひもとく。
目次
第1部 文化史としての洋菓子の歴史
第2部 おしゃべりな洋菓子たち(ガトー・デ・ロワ;クレープ;アップルパイ;エクレール;ヴォローヴァン;ザッハトルテ;マドレーヌ;ブリオシュ;パンプキン・パイ;サヴァラン;ビッシュ・ド・ノエル;パン・デピス;タルト・タタン;ビスケット)
著者等紹介
長尾健二[ナガオケンジ]
1949年東京生まれ。(社)日本洋菓子協会連合会にて30年近くにわたって洋菓子専門月刊誌『ガトー(GATEAUX)』の編集に携わった後、退職してからはフランス料理を中心とする食文化史の探求に専念する。また、併せて洋菓子の由来と歴史に関する古今の資料収集にも力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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