出版社内容情報
ヨーロッパ文化に豊かな残響を届け続ける柑橘類の文明史をイタリアの明るい陽光のもと香り高く描く。サンデータイムス・ベストセラー
オレンジのふるさとであるヒマラヤ山麓の村から、
古代ローマ、ルネッサンス期フィレンツェのレモン庭園、シチリア島のブラッドオレンジ――
ゲーテの詩作から、イギリス海軍、香水産業まで。
ヨーロッパ文化に豊かな残響を届け続ける柑橘類の文明史をイタリアの明るい陽光のもとで香り高く描く。
数々の受賞に輝くサンデータイムス・ベストセラー、待望の日本語版。
序章 レモンの香り
第1章 奇妙な果実――ルネッサンス時代のトスカーナ州の柑橘類コレクターたち
コラム 教皇の食卓
第2章 黄金の林檎――分類学の大混乱
コラム アマルフィの一日
第3章 ヨーロッパで一番の日当たり――「恋人たちの青白い顔のような」シチリア島のレモン
コラム 抗壊血病薬
第4章 黄金の鉢いっぱいの苦いレモン――シチリア島西海岸のとてつもない富
コラム シチリア島のマーマレード作り
第5章 夕日に染まるオレンジ――エトナ山の陰にブラッド・オレンジあり
第6章 出来の悪い子――甘やかされたリグーリアのキノット
コラム ザガラの甘い香り
第7章 頑なな狂気――ガルダ湖畔のリモナイア
コラム イブレアのオレンジ合戦
第8章 緑の黄金――カラブリアと、世界一高価な柑橘類
第9章 比類なき収穫――リヴィエラ・デイ・チェドリで
訳者あとがき
巻末付録 柑橘類を知る情報ノート
柑橘類年代記
イタリアの見どころ
注釈
参考文献
索引
【著者紹介】
ヘレナ・アトレー(Helena Attlee)イタリアを旅し、イタリアで働いた経験を足がかりに、イタリア史における柑橘類栽培の歴史や、イタリアのガーデニング・庭園設計についての著書を多数出版、雑誌への寄稿も多い。日本の庭園に関しても造詣が深く、2010 年には"The Gardens of Japan"を出版した。イタリアをはじめとして、世界各地で歴史をふまえたガーデンツアーガイドを多数開催している。
内容説明
オレンジのふるさとであるヒマラヤ山麓の村から、古代ローマ、ルネッサンス期フィレンツェのレモン庭園、シチリア島のブラッドオレンジ―ゲーテの詩作、イギリス海軍、香水産業まで。ヨーロッパ文化に豊かな残響を届け続ける柑橘類の文明史をイタリアの明るい陽光のもとで香り高く描く。数々の受賞に描くサンデータイムス・ベストセラー、待望の日本語版。
目次
序章 レモンの香り
第1章 奇妙な果実―ルネッサンス時代のトスカーナ州の柑橘類コレクターたち
第2章 黄金の林檎―分類学の大混乱
第3章 ヨーロッパで一番の日当たり―「恋人たちの青白い顔のような」シチリア島のレモン
第4章 黄金の鉢いっぱいの苦いレモン―シチリア島西海岸のとてつもない富
第5章 夕日に染まるオレンジ―エトナ山の陰にブラッド・オレンジあり
第6章 出来の悪い子―甘やかされたリグーリアのキノット
第7章 頑なな狂気―ガルダ湖畔のリモナイア
第8章 緑の黄金―カラブリアと、世界一高価な柑橘類
第9章 比類なき収穫―リヴィエラ・デイ・チェドリで
巻末付録 柑橘類を知る情報ノート
著者等紹介
アトレー,ヘレナ[アトレー,ヘレナ] [Attlee,Helena]
イタリアを旅し、イタリアで働いた経験を足がかりに、イタリア史における柑橘類栽培の歴史や、イタリアのガーデニング・庭園設計についての著書を多数出版、雑誌への寄稿も多い。日本に庭園に関しても造詣が深く、2010年には“The Gardens of Japan”を出版した。イタリアをはじめとして、世界各地で歴史をふまえたガーデンツアーガイドを多数開催している
三木直子[ミキナオコ]
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店のテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
紙狸
きのたん
rinakko
空飛び猫