出版社内容情報
農業試験場で農薬を使わない害虫防除を研究してきた著者が、これまでの研究結果をもとに、人間と昆虫との関わりについて考察する。
防除される「害虫」は、
もともとはただの昆虫であり、
自然の片隅で細々と暮らしていた。
それが人間が農耕を始めたことによって
「害虫」となったのだ。
長年、最前線で
農薬を使わない害虫防除の
研究をしてきた著者が、
人間社会と
昆虫(害虫)とのかかわりから、
これからの日本の
農業のあり方を展望する。
プロローグ
第1章 アワヨトウ大発生の謎
第2章 農薬のヘリコプター散布を減らすために
第3章 沖縄のミバエ類の根絶防除
第4章 世界のミバエ類防除
第5章 森は病んでいる
第6章 再び田んぼへ
第7章 昆虫を害虫にしない社会を
【著者紹介】
1933年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。秋田県農業試験場、沖縄県農業試験場、農林水産省九州農業試験場、同省四国農業試験場、同省蚕糸・昆虫農業技術研究所を歴任し退職。
内容説明
防除される「害虫」は、もともとはただの昆虫であり、自然の片隅で細々と暮らしていた。それが人間が農耕を始めたことによって「害虫」となったのだ。長年、最前線で農薬を使わない害虫防除の研究をしてきた著者が、人間社会と昆虫(害虫)とのかかわりから、これからの日本の農業のあり方を展望する。
目次
第1章 アワヨトウ大発生の謎
第2章 農薬のヘリコプター散布を減らすために
第3章 沖縄のミバエ類の根絶防除
第4章 世界のミバエ類防除
第5章 森は病んでいる
第6章 再び田んぼへ
第7章 昆虫を害虫にしない社会を
著者等紹介
小山重郎[コヤマジュウロウ]
1933年生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。秋田県農業試験場、沖縄県農業試験場、農林水産省九州農業試験場、同省四国農業試験場、同省蚕糸・昆虫農業技術研究所を歴任し退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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