内容説明
哺乳類の毛、鳥の羽、鳥の骨など、野生動物たちの落としものから、動物のことを知る。
目次
第1部 獣毛による同定技術(邑井良守)(獣毛による同定技術の解説;フィールドサインから検出される獣毛の同定;樹上性哺乳類調査における巣箱の採取獣毛同定 ほか)
第2部 羽根による種の同定(藤井幹)(外部形態からの識別;顕微鏡による小羽枝構造からの識別)
第3部 骨による鳥類の同定(川上和人)(野外で見られる骨の種類と傾向;同定の目的と限界;同定の手順 ほか)
著者等紹介
邑井良守[ムライヨシモリ]
1957年12月3日生。石川県出身。1980年日本獣医畜産大学畜産学科(現日本獣医生命科学大学動物科学科)卒。同年、イカリ消毒株式会社入社。深川営業所その他勤務を経て、現在技術研究所課長。害虫や有害鳥獣の防除管理を仕事とするが、自然環境調査もこなす。大学時代は野生動物の観察研究クラブ(野生生物研究会)に所属し、主としてニホンザルの観察研究を行う
藤井幹[フジイタカシ]
1970年1月10日生。広島県出身。1991年日本動物植物専門学院卒。現在、財団法人日本鳥類保護連盟勤務。羽根に魅せられたのは専門学校時代からで、卒業研究で羽根の識別についてとりまとめた
川上和人[カワカミカズト]
1973年4月11日生。大阪府出身。1999年東京大学大学院博士課程中退。現在、独立行政法人森林総合研究所野生動物研究領域鳥獣生態研究室主任研究員。小笠原諸島、沖縄、インドネシアなど、固有鳥類の保全と外来種の影響を中心に研究を行ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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