内容説明
就農して20年になる著者が不況知らずの農業を楽しみながら、ずっと続けて利益を出す秘訣を公開。経営のハイパフォーマンス化を実行して、ローリスク・ハイリターンの小さくて強い農業を作り出す。
目次
1 誰でも成功できる農の世界へようこそ(自由で楽しい農業を目指そう;就農前の準備が成功を決める;経営を進化させるデータ管理術;農業をビジネスに作りあげろ;進歩と効率化に限界はない)
2 農を実践する!(開花・実留り編;宅配サービス編;施肥編;発芽編;資材管理編;観光農園編;経営を自動的に進化させる;栽培管理と農業の未来)
3 農を次世代に託す(農を廃業する!;責任ある撤退プラン;葡萄園スギヤマが目指す理想の撤退モデル)
著者等紹介
杉山経昌[スギヤマツネマサ]
1938年(昭和13年)、東京都に生まれる。5歳のとき疎開して千葉県で成長し、千葉大学文理学部化学科を卒業。サラリーマン時代に得た徹底的なデータ管理技術を活かして、現在、専業農家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T K
20
観光農園では熟成期間をズラす必要があること、お客様は体験を求めて来るので味より採った満足を重視するため大きさを優先。後半の引き継ぎ撤退モデルは参考になった。2016/01/05
kubottar
6
いきなり実践編から読んだせいか、まさに今すぐ農業をやりたい人専用の内容でとっつきがにくかったのはご愛敬。農業(ブドウ)でいかにして利益を出すか、しっかりしたノウハウが書かれています。しかし、まずは前2冊から読み直そうと思います。2011/06/17
Yukinco
2
実践編とある通り農業経営のノウハウが書かれた本でとてもためになりました。なんとなく感覚でするのではなく、データに基づいて農業を営む。こう書くと大規模??って思うかもしれませんが、経営規模も自分で管理できるだけの小規模で徹底的に効率化をして小さくても力強い農業経営のお手本でした。出版時期が2009年なのでちょっと古いかもしれないけど、メソッドは今でも十分活用できると思いました。2022/08/07
テツオ
2
「許される範囲での失敗はしたほうがいい」や「常識を否定する」など、得るものが多かった。サラリーマン出身の強みを最大限農業経営に生かしている。2014/06/30
Shiro
1
作者は半導体の営業出身とのことで、その時のノウハウや考え方を駆使して農業を成功させた。読むと農業もまだまだ伸ばす余地があると思える。2014/01/28
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