内容説明
いまだ謎の多い海の生物多様性―さんご礁や熱水噴出孔の生物群集から漁業、国内外の政策、環境問題までを包括的に解説する。
目次
第1章 海の生態系
第2章 ここまでわかった生物多様性の科学
第3章 沿岸域の生態系
第4章 外洋域の生態系
第5章 生物多様性への脅威
第6章 生物多様性と生態系の保全
第7章 生物多様性と生態系の保全と回復に向けての国内外の取り組み
第8章 私たちの役割―生物多様性と生態系は護れるか
著者等紹介
大森信[オオモリマコト]
1937年大阪府生まれ。北海道大学水産学部卒業。水産学博士。米国ウッズホール海洋研究所とワシントン大学大学院で学んだ後、東京大学海洋研究所、カリフォルニア大学スクリップス海洋研究所、ユネスコ自然科学局に勤務。東京水産大学教授を経て、2002年から(財)熱帯生態研究振興財団の阿嘉島臨海研究所所長。日本プランクトン学会会長、日本海洋学会評議員などを歴任。日本のプランクトン研究の第一人者であるが、現在は主にさんご礁の保全修復のための研究と啓蒙活動を行っている
ソーンミラー,ボイス[ソーンミラー,ボイス][Thorne‐Miller,Boyce]
海洋生物学と環境政策の専門家。米国ワシントン大学を卒業し、1972年ロードアイランド大学大学院修士課程修了。環境保護活動で有名なNGO「地球の友インターナショナル」や「SeaWeb」の主席科学アドバイザーとして活躍。現在はOcean Advocatesの科学部長。「世界自然保護基金」などの海洋環境コンサルタントとしても国際的に知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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