内容説明
知的好奇心、体力、判断力、行動力。そして、これまでは持ち得なかった、たっぷりの自由時間。人生の充実期に、安全・格安・自由に旅するコツを、60歳代で100ケ国を巡った旅の達人が伝授する。
目次
1章 留学と世界旅行の動機、家族の理解、資金、準備
2章 メキシコへのスペイン語留学
3章 世界旅行記(世界旅行の目的―目標と計画;異文化に触れる;感動的だったこと、うれしかったこと;驚いたこと;人との出会い;人間ウォッチング;出入国時のハプニング(空港にて)
失敗談
ヒヤッとしたこと
ユースホステル宿泊体験 ほか)
著者等紹介
松本正路[マツモトマサミチ]
1936(昭和11)年、東京生まれ。中央大学法学部卒業後、古河電工へ。1996年、定年退職。退職直後より、メキシコの田舎町で、一人でホームステイしながら語学学校へ通い、スペイン語を習得。以後、延べ一〇〇〇日間、一〇〇カ国を、ユースホステルなどを利用し、バックパッカースタイルで、事故、事件に遭わずに踏破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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TATA
22
ちょっと興味があったので参考に。定年後100カ国を6年かけて。締めて1600万円也。シニアスタイルの旅行記ではあるがやっぱりかなりパワフルであると。2023/11/05
terry
0
世界個人旅行のコツ、とあるが妻の理解を得た上で1,600万の金を旅行に使うという稀に見る幸運な人の話である。内容はとりとめのない文章であるが、それだけに生の情報を聞いているという実感は湧いてくる。いずれにせよ一人で世界100カ国を廻ったのは凄い。正直、うらやまし~い!2013/08/11
Hiro
0
最初の二章を主に読み後半は斜め読みした。後半は著者の遭遇した様々な国での特殊な体験談だったからで面白くはあっても断片的個別的過ぎて、今後あるいは同様の旅行をするかもしれない私の参考にはあまりならないと思われたからだ。勿論防犯対策、宿泊のコツ、ユースホステルの様子、旅行費用のあらましなど本書全体を通じて大いに参考になった。一日1万円の滞在費、それに渡航航空費年間百万円と見積もり年間三百日の旅費しめて年額四百万、それを5年やるとして総額二千万の海外旅行。で実際には千六百万円かかったという。うーん、羨ましい。2019/07/23