犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る

個数:

犬の科学―ほんとうの性格・行動・歴史を知る

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月02日 10時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806712817
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0045

出版社内容情報

生物学、遺伝学、認知科学、神経生理学、心理学などが、
犬にまつわるこれまでのストーリーをつくり替えようとしている。

科学雑誌ネイチャーを経て、ニュース・アンド・ワールドレポートの副編集長となった、新時代のサイエンスライターが、犬の世界をわかりやすく解説。

犬の科学研究の全分野をやさしくまとめて、これまでの誤りを正し、そのうえ、面白い逸話を紹介している。本格的な生物学にもとづいているのに、エンターテインメント。犬の祖先は狼なのかジャッカルなのか?犬にも罪悪感があるのか?などと考えている愛犬家には、たまらない。 --ニューヨーク・タイムズ書評

ヒトが野生動物とつきあわなくなってから久しい。動物との交流が失われた結果、人間の感性が変化し、擬人主義だけになってしまった。著者はこの問題にはっきりと解答する。犬は人ではない。犬は犬、人は人なのだ。だから、両者は全く違うやりかたで世界を見、違う心を持っている。それなのに、たがいに見つめあい、交流し、生活を豊かにしているのは、なんと気高いことではないか!と。たがいの違いに気づかないことが、犬に問題がおきる理由なのだ、と。--アメリカン・サイエンティスト書評

内容説明

『盲導犬クイールの一生』『ハラスのいた日々』に感動したあなたへ…人が犬に魅かれるのは、人のせい、犬のせい…それとも?最新生物学が明かす、犬という生き物の進化戦略とは?驚きと発見の動物行動学。

目次

1章 人は、なぜ犬をかわいがるのか?
2章 犬がペットになるまで
3章 犬は礼儀正しい?
4章 犬のコミュニケーションは歌舞伎だ
5章 百万種類の香りに満ちた、二色刷りの世界
6章 犬と猿、頭がいいのはどっち?
7章 奇妙な振る舞いには、ワケがある
8章 困った犬、困った飼い主
9章 未来の犬たちへ

著者等紹介

ブディアンスキー,スティーブン[ブディアンスキー,スティーブン][Budiansky,Stephen]
1978年イエール大学で化学学士を取得。1979年ハーバード大学で応用数学修士を取得。科学雑誌ネイチャー編集部を経て、USニューズ・アンド・ワールド・レポート誌の副編集長となる。猫、馬、野生動物、暗号解読など多様な分野で個性的な書物を執筆。米国バージニア州リースバグ在住。科学者、作家、ジャーナリスト

渡植貞一郎[トノウエテイイチロウ]
1931年生まれ。1953年北海道大学農学部卒業。群馬大学内分泌研究所、名古屋大学農学部、東京女子医科大学を経て、麻布大学獣医学部生理学講座教授。専攻は内分泌学、神経生理学。医学博士、農学博士。現在、麻布大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さすらいのアリクイ

14
生物学や遺伝学など犬についての科学的研究結果から、犬の由来や行動、性格などを分析、理解しようという本。遺伝子について書かれた部分などちょっとこれは難しいな、というところもありますが犬はなぜ人間の世界に入り込んできたのかとか、犬と狼の比較など雑学的に読める部分もあります。その部分は面白く読めました。犬は足跡のにおいを判別できるなど本の中で紹介されている研究結果に驚くものもあり。足跡のにおいを嗅ぐという、普段触れも考えもしないことを犬はやっているのかと。犬の世界を少しずつ知ることができる本です。2018/03/11

らびぞう

11
犬と人間の歴史は長い。そうして、近年のペットブーム、また、コロナ禍のステイホームにて、より一層、その関係は密になっている感じがする。しかし、飼い主は、ついついペットである犬を間違った愛情で育ててしまい、「オレ様一番!」の手に負えない犬を量産してしまっている。そこに、科学的視点より、「犬」について学ぶことが出来るのが、この本である。人は、犬を人として見、犬は、人を犬として見ている。最後の文が刺さる。「犬が人間なら、ただの間抜けだ。犬は、犬だから、すばらしい。そのことを直視しよう。」そのとおりだと思う。2021/06/06

みりん

3
犬に関する研究や科学を噛み砕いてまとめた一冊。犬の起源から習性、遺伝の話など幅広いテーマについて書かれている。犬を擬人化しすぎてはいけないとはよく言うが、犬は犬であり、人と同じように接するべきではないというメッセージが良く伝わってくる。犬がうまく人間と暮らしていくためのしつけを施すことが大切だと思わされた。後書きを読むと著者の犬好きが高じて出版に至ったのがよく分かる。 翻訳がやや読みにくいので、一気に読むのは大変てはあるが、犬好きの方は楽しんで読める一冊だと思う。2023/02/25

佐月

3
犬が大好きな著者が、感情的になることを抑えて犬の生態を冷静に研究した結果をまとめた本。動物行動学というのは大変面白い、如何に自分が無意識のうちに人間本位な目線で動物を見ているのか思い知らせてくれる。翻訳が少し読みにくく感じる箇所がありましたが、内容はとても面白かったです。2020/01/16

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

3
犬には犬の世界観があり、それを人間に当てはめるべきでない。意識のパラダイム転換に揺さぶりがかかっている今、もう少し犬について、客観的に考えるべきだと思った。2012/05/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45190
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品