内容説明
生物多様性、新生物探査から、生物の発生システムまで…生命観、世界観を大きく変えようとしている。21世紀の生物学を、マイヤー、ウィルソン、ジャンセン、ラブジョイなど世界を代表する生物学者11人が描く。
目次
第1章 生物学の新しい革命
第2章 種の起源とバクテリア―ネオ・ダーウィニズムの終焉
第3章 身体とその設計図―どのようにできたのか?
第4章 生態系―エネルギー特性と生物地球化学
第5章 行動と生態、そして進化
第6章 生物多様性を守る
第7章 新しい生物探査の時代
第8章 熱帯における生物多様性と人間社会の統合
第9章 生物学と人間学―一体化への道筋
著者等紹介
クレス,W.ジョン[クレス,W.ジョン][Kress,W.John]
米ハーバード大学で生物学の教育を受けたのち、米デューク大学で博士号取得。スミソニアン協会自然史博物館の植物部部長、デューク大学(Duke University)の非常勤教授(生物学)。米国立熱帯植物園(National Tropical Botanical Garden)などの名誉キューレーターや、マリー・セルビー植物園(Marie Selby Botanical Gardens)の研究部長などを歴任。熱帯生物学協会(the Association for Tropical Biology)の会長なども務めた。熱帯の単子葉植物の保全や系統発生、分類などについて多くの野外調査を行ってきた
バレット,ゲーリー・W.[バレット,ゲーリーW.][Barrett,Gary W.]
米ジョージア大学生態学研究所(the Institute of Ecology at the University of Georgia)のオダム記念教授。1994~96年には同研究所所長を務めた。米オハイオ州マイアミ大学(Miami University)の生態学特別教授時代には、環境科学・生態学研究所(the Institute of Environmental Sciences and Ecology Research Center)を創設した。全米科学財団(the National Science Foundation)の生態学プログラムディレクターや全米生物科学協会(the American Institute of Biological Sciences)の会長をはじめ、多数の科学委員会や学会の会長も歴任。米オークランド市大学を卒業後、米マーケット大学で修士号、ジョージア大で博士号取得
大岩ゆり[オオイワユリ]
朝日新聞社・科学医療部記者。国際基督教大学を卒業後、朝日新聞社に入社。ニュース週刊誌「アエラ」編集部や政治部、月刊科学誌「サイアス」編集部などを経て現職。特に関心があるのは進化学や発生生物学、免疫学を中心にした生命科学
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感想・レビュー
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