内容説明
本書は、生理・生理痛の解説書ではなく、つらい生理痛から少しでもラクになるために役立つ本である。生理痛をどう治すかに焦点をあて、日常生活のなかで自分でケアできる方法を中心に生理痛にまつわる豆知識、体験談から生理休暇の取り方までくわしくやさしく紹介。生理痛に苦しんできた2人の著者がその経験をもとに、役立つ情報やヒントをふんだんに盛り込んだ。
目次
第1章 なぜこんなに痛いの?(生理のしくみと生理痛の原因;私の生理痛は「器質性」?それとも「機能性」?)
第2章 痛みとさよならしたい!(生理痛を治療するために;私はこうして楽になった;生理の「どうしよう?」―生理痛と社会環境)
第3章 ではどうする?具体的な対処法―あなたにとって、安心・納得の対症療法とは(鎮痛剤(痛み止め)を使いこなそう
漢方薬を使いこなそう
経口避妊薬(ピル)ってどんな薬? ほか)
著者等紹介
今井理恵[イマイリエ]
1960年生まれ。山梨医科大学卒業。産婦人科医。港町診療所勤務。医学博士。日々の診療を通じ、子宮筋腫、子宮内膜症、月経困難症、月経前症候群、思春期外来などを中心に、女性のからだとこころをトータルに診る医療に積極的に取り組んでいる
清水直子[シミズナオコ]
1973年生まれ。96年、中央大学経済学部卒業。業界誌編集記者を経て、98年よりフリーライターに。雇用・労働、暮らし、健康をテーマに取材、執筆
わたなべゆうこ[ワタナベユウコ]
1954年生まれ。フリーライター。85年に子宮筋腫と診断されるが、93年、子宮腺筋症とわかる。同年、子宮全摘術を選択。94年、友人とともに、子宮筋腫・内膜症体験者の会「たんぽぽ」を発足。01年まで活動を続ける。現在は「子宮・卵巣がんのサポートグループあいあい」「患者の権利法をつくる会」などの活動に携わる
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感想・レビュー
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