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出版社内容情報
『沈黙をやぶって』から10年。
森田ゆりが、満を持して放つ待望の書。
「癒しとは身体と感情と理性と魂の結合を求める全体性回復のために、あなたの過去の物語の飛び散った破片をつなぎあわせて再統合し、あなたの現在と未来の物語を創造することです。私はその手伝いをするためにこの本を書きました」(本書「はじめに」より)。
【主要目次】
はじめに:この本を手にしたあなたへ
癒しとは全体性の回復/現代人の不安/外的自然と内的自然
1 癒しのビルディング・ブロックス:7層の出会い
「沈黙をやぶって」以降/男性サバイバーの場合/
癒しとは出会っていくこと
2 安心の保障
安心の幻想/癒しに必要な6つの具体的安心
3 エンパワメント
ネルソン・マンデラの呼びかけ/外的抑圧/内的抑圧
4 記憶に出会う
思い出し方は千差万別/自分を信じる/
最初の危機を乗り越える/記憶の境界線
5 語れる人に出会う
沈黙をやぶる/語ることへの恐れ/旅のはじまり/
爆弾で粉々にしてやりたい/怒りの諸相/喪失のリスト/
喪失を悲しむ儀式/死の5段階説と性虐待の癒し
6 内なる家族に出会う
内なる子ども/イメージ催眠セラピー/
7つのエンパワメント内なる子どもを救出する/
内なる家族のメンバー
7 仲間と出会う
グループの形態/サバイバー文化の創造へ
8 加害者と出会う
境界線/明らかにしておく7項目/自分を許す
9 今を生きる自分に出会う
ボディートーク/ソマティック・アプローチ/
内なる家族会議
10 いのちの讃歌
未知の自分に出会う/シンボルとセレモニー/クラムボン
目次
1 癒しのビルディング・ブロックス:七層の出会い
2 安心の保障
3 エンパワメント
4 記憶に出会う
5 語れる人に出会う
6 内なる家族に出会う
7 仲間に出会う
8 加害者に出会う
9 今を生きる自分に出会う
10 いのちの讃歌
著者等紹介
森田ゆり[モリタユリ]
早稲田大学卒業。1976年よりメキシコ、アメリカに二十一年間在住。GTU総合宗教学大学院宗教社会学修士課程卒業。1982年から八年間、カリフォルニア州CAP(子どもへの暴力防止)トレーニング・センターのトレーニング・コーディネーターとして勤務。同時に子どもの虐待、性暴力、ドメスティックバイオレンス防止に関わる専門職の養成に長年携わる。1990年から七年間は、カリフォルニア大学の研究員(アファーマティブ・アクション主任アナリスト)として、差別問題、セクシュアル・ハラスメントなどの人権問題のトレーニング・プログラムの開発、実施、指導をする。日本にCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを導入。1997年より日本でエンパワメント・センターを設立し、人権問題、子ども、女性への暴力の理解と対応を促進する専門職研修活動に専念する
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