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脳から治す心のトラブルと不登校

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  • サイズ B6判/ページ数 178p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806712190
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0037

出版社内容情報

心の病気は脳の生物学的な変化でおこる。ここまでわかった不登校、引きこもり、家庭内暴力、摂食障害のしくみと治し方。ジャンクフードの取りすぎによって引き起こされる低血糖症と、心のトラブルを結びつけ、心理カウンセリングだけでなく、栄養カウンセリングの重要性と、内容をわかりやすく解説した。脳の疲労を誘うテレビゲームの危険性についても言及した。  ★★★毎日新聞家庭欄(2001年3月31日)=脳の一時的な機能不全が不登校、ひきこもり、凶悪な事件の一因になっているのでは、と問題提起。改めて対応の重要性が伝わってくる。★★★教育新聞評(2001年3月29日)=科学的に解説しながら、具体的に述べられているので、実際にどうすればいいのかがわかり、説得力が大きい。★★★  ●●●本書「序文--菅原明子氏(保健学博士・食生態研究所所長)」より=多くの母親や、子どもに関わる現場にいる方たちが、子どもたちの心のトラブルにどう対処したらよいか、悩んでいることと思います。わたしは子どもたちの無気力や、キレやすさの背景には、現代の食事のありようが重要な要因の一つになっているのではないかと考えています。わたしにとっては、心と体の健康な発達のために、食事がどれほど大切な役割をはたしているか、研究すればするほど痛感させられる日々がつづきました。この本が、心のトラブルで苦しんでいる子どもたち、自覚症状がないまま人格障害に近い状態にある若者たちに対応している教師、家族、日夜真剣に取り組んでいる相談機関の方々、そしてカウンセラーの皆さんが、新たな観点で子どもたちの問題を理解し、効果的に援助するための入り口になってくれることを願っています。●●●本書「はじめに」より=10代の子どもたちの凶悪な事件が続いています。事件の報道、加害者の両親の手記を読むたびにテレビゲームの子どもの脳への影響や低血糖症などによって引き起こされる脳の機能不全について子どもたちとその家族に適切な援助がされていたら、いくつかの事件は防ぐことができたのではないかという強い思いを抱きました。低血糖症など脳の生物的な問題と、不登校や心のトラブルの関連については10年以上も前から、専門家によって指摘されているにもかかわらず、教師、カウンセラー、両親などに広く情報が伝わらず、適当な対応がなされないために、悲劇がおこっていることが多いのです。それを単に家庭環境や躾けのせいにしてどれほど多くの家族が苦しんできたことでしょう。私の学んだ情報が、そうした方々の役に立つはずだという思いでまとめたこの本が、1人でも多くの人の助けになりますように祈っています。●●●  【主要目次】僕、どうなっているの!/脳の疲労を誘うテレビゲーム/昼夜逆転と脳のエネルギー/栄養を消耗するストレス/家庭内暴力、神経症と引きこもり/大切な脳を知ろう/低血糖症と栄養療法/摂食中枢の疲労/化学物質が原因の行動障害/分子整合精神医学は医学の革命

内容説明

心の病気は脳の生物学的な変化でおこる。ここまでわかった不登校、引きこもり、家庭内暴力、摂食障害のしくみと治し方。

目次

第1章 僕、どうなっているの!
第2章 脳の疲労を誘うテレビゲーム
第3章 昼夜逆転と脳のエネルギー
第4章 栄養を消耗するストレス
第5章 家庭内暴力、神経症と引きこもり
第6章 大切な脳を知ろう
第7章 低血糖症と栄養療法
第8章 摂食中枢の疲労
第9章 化学物質が原因の行動障害
第10章 分子整合精神医学は医学の革命

著者等紹介

浅野幸恵[アサノサチエ]
自然療法・甲田療法・西式健康法等を独学する。岐阜県各務原市の自然治療法勉強会会長を10年余り務める。1991(平成3)年『心のトラブルと自然療法』を自費出版。1999(平成11)年までに6000冊発行。KYB(Know your body)クラブに入会。分子栄養学を学ぶ。特に分子整合精神医学に関心を持ち、ストレスと脳の仕組みについて研究する。PTA、家庭教育学級の講師を務める。1999年7月リアリティセラピー(現実療法カウンセリング)の認定講座を修了。心のトラブルと身体の仕組み研究会、リアリティセラピー(現実療法カウンセリング)研究会を行っている
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