出版社内容情報
カイコはどのようにして糸をはきマユをつくるのか? 脱皮のひみつ、じょうぶな糸のひみつなど、カイコの一生を探る。
小学校低学年~高学年向き
目次
まゆとさなぎ
カイコガのたんじょう
まゆをおしあけるカイコガ
羽をのばすカイコガ
とべないカイコガ
かけだしたおす
誘引腺と触角
産卵
幼虫のたんじょう
幼虫の成長〔ほか〕
著者等紹介
岸田功[キシダイサオ]
1943年、東京都新宿区に生まれる。少年時代より昆虫に興味をもち、学生時代は学業のかたわら、ガ類の研究に没頭してきた。高校生のころから昆虫の写真を撮りはじめ、以後、各種図鑑、雑誌などにすぐれた昆虫生態写真を発表している。東京都立高等学校の化学の教諭として、長く実験実習を中心とした授業を意欲的に行ってきたが、のち昆虫生態写真の撮影に専念している。日本自然科学写真協会(SSP)会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まげりん
7
カイコだけは苦手…(⌒-⌒; )でも、4500年以上昔から家畜とは!どう家畜化していったのかそこが知りたい。2016/05/13
たまきら
4
は~かわいい…癒されるなあ。いただいた幼虫はあと1匹のこして全員まゆに。娘がさなぎを食べたがっているのがコワイ。2015/06/30
なもないのばな
3
病院ライブラリー。カイコガを飼ったことがある。近くに桑の木があってよかったと思った記憶がある。羽化したカイコガは純白で奇麗だったが、絹糸をとるためには羽化させない。人間はなんということを思いついたのだろう。それでもシルクは好きだ。お蚕さんに感謝、というのは偽善だろうか。2019/10/19
みこれっと
0
借りたビジュアルブックの中ではいちばんコンパクト。ちょっと古い(1996年刊行)けど、蚕の基本は網羅しています。写真も大きく、わかりやすいです。2017/10/15
まり
0
虫で家畜って他にあるんだろうか?牛とか馬であれば野生化あるいは野良化できそうだけど、カイコはもはや自然界では生きられない。人為的に作られた共生関係なんだよね。敷きつめられた桑の葉の上の大量のカイコの写真はインパクトが大きかった。これ、世話するのキツい。慣れれば対応していけるんだろうけど。2016/02/09