現代産業選書
日本における特許権の取得と侵害に関する実務解説―日本語・英語・中国語の三段表記

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784806529798
  • NDC分類 507.23
  • Cコード C2030

出版社内容情報

日本語、英語、中国語で三段表記。単純な辞典ではなく、特許実務の流れにそって基本となる文書を対訳した一冊。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このような本が欲しかった!日本語、英語、中国語で三段表記!
単純な辞典ではなく、特許実務の流れにそって基本となる文書を対訳した一冊。
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 知的財産の世界は国際的な仕事が増大し、実務上、英語の必要性は勿論のこと、中国語の使用と理解がとても重要になってきています。

 そこで本書は、実務解説文と、実務用語 用例等は、日本語、英語、中国語で三段に表記し、単純な辞典ではなく、特許の取得手続と侵害訴訟の流れにそって基本となる文書を対訳で紹介しております。また、重要な単語は見出しとしても掲げられており、通常の辞書的に活用することもできます。一挙に数時間をかけて読み通したり、通勤途上等のすきま時間を活用したり、使い方は人それぞれですが、これ一冊で基礎となる語彙力を増やすことができる内容であります。

 本書は、著者の「このような本が欲しかった」という長年の実務経験が反映されており、実務家のお手許に、是非、備えていただきたい一冊です。

日本語/英文/中文
第1編 特許権取得の概要
第1章 特許制度は何のためにあるのか
? 特許制度
? 特許法の目的
? 特許権の取得
? 発明の保護
? 発明の利用
? 発明の実施
? 実用新案権

第2章 特許法上の発明
? 発明
? 発明の種類
? 発明をする
? 技術に関係する用語
? 開発
? 発明に基づく製品
? 発明に関係するその他の用語
? 特許を受ける権利
? 発明提案制度
? 職務発明
XI 知的財産権

第3章 特許要件
? 産業上の利用可能性
? 特許を受けることができない発明
? 発明の新規性
? グレースピリオド
? 新規性喪失の例外
? 発明の進歩性
? 先願主義
? 拡大された範囲の先願

第4章 特許出願にあたって
? 調査
? 依頼
? 見積書
? 手数料
? 弁理士
? 委任

第5章 特許出願
? 特許管理
? 特許出願
? 冒認出願

第6章 出願書類
? 書面主義
? 願書
? 特許明細書
? 特許明細書の記載
? 明細書の記載要件
? 実施可能要件
? 発明の名称
? 発明の詳細な説明
? 発明が解決しようとする課題
? 特許請求の範囲
XI 請求項
X? 開示
X? 図面
XIV 要約書
XV 発明の単一性

第7章 出願公開
? 出願公開
? 出願公開の効果
? 補償金
? 情報提供

第8章 特殊な特許出願
? 特許出願に基づく優先権
? 特許出願の分割
? 出願の変更
? 外国語による特許出願

第9章 出願審査の請求
? 出願審査の請求
? 審査請求をする

第10章 審査
? 方式審査
? 実体審査
? 早期審査
? 優先審査
? 特許審査ハイウエイ
? 拒絶理由通知
? 意見書
? 意見書を提出する機会
? 明細書又は図面の補正
? 明細書等の補正の時期及び内容
XI 審査官との面接
X? 補正の却下
X? 拒絶査定
XIV 特許査定
XV 付与後異議

第11章 特許権
? 特許権
? 特許権の成立
? 特許証
? 特許原簿
? 存続期間
? 特許公報

第12章 特許権の効力
? 特許権の効力
? 特許権の効力が及ばない範囲
? 先使用による通常実施権
? 特許ライセンス契約
? 通常実施権許諾契約
? 専用実施権許諾契約
? 強制実施権
? 譲渡契約
? 特許権の譲渡

第13章 特許発明の技術的範囲
? 特許発明の技術的範囲
? 特許発明
? 利用発明
? 判定

第14章  審判制度
? 拒絶査定不服審判
? 特許無効審判
? 中用権
? 訂正審判
? 予告登録
? 審決取消訴訟
? 行政不服審査法に基づく異議申し立て

第2編 特許権侵害訴訟
第1章 特許権の侵害
? 特許侵害訴訟
? 特許権侵害の態様
? 消尽説
? 特許権侵害訴訟の要件事実
? 損害賠償
? 損害賠償請求権
? 損害賠償請求の消滅時効
? 不当利得返還請求権
? 特許侵害訴訟における弁理士の役目

第2章 侵害事実の発見と警告
? 侵害事実の発見
? 侵害の警告
? 警告後の交渉
? 訴訟の回避

第3章 特許侵害訴訟の手続き
? 特許侵害訴訟における裁判管轄
? 被告
? 裁判における審理の進め方
? インカメラ手続
? 争点整理
? 文言侵害
? 均等論
? 禁反言
? 審理の進行スケジュール
? 被告の対応
XI 自白と自白の擬制
X? 弁理士作成の鑑定書
X? 侵害論と損害論
XIV 控訴と上告
XV 無効理由と権利の濫用

第4章 特許侵害訴訟と無効審判
? 特許侵害訴訟と無効審判
? 主張の制限

第3編 外国への特許出願
第1章 パリ条約

第2章 特許協力条約
? 国際特許出願
? 国際調査
? 国際公開
? 国際予備審査

第4編 ビジネス文例

倉内 義朗[クラウチギロウ]

目次

第1編 特許権取得の概要(特許制度は何のためにあるのか;特許法上の発明 ほか)
第2編 特許権侵害訴訟(特許権の侵害;侵害事実の発見と警告 ほか)
第3編 外国への特許出願(パリ条約;特許協力条約)
第4編 ビジネス文例

著者等紹介

倉内義朗[クラウチギロウ]
弁理士。1946年生まれ。関西大学法学部法律学科卒。北海道大学大学院法学研究科修士課程修了。元、吉備国際大学教授。現在の所属先、特許業務法人あーく特許事務所、特許業務法人プロウィン特許商標事務所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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