内容説明
管理会計等の分野を中心として構築されてきた従来の「内部統制システム」の概念と、近時実定法上の制度として議論されている「内部統制システム」の差異を分析し、新しい「内部統制」の概念とその本質を明確にしたうえで、企業の組織のあり方を提言し、「内部統制システム」に関する法的責任のあり方を、ディスクロージャー規制及び証券取引所規則にわたり多面的に検討し明らかにする。
目次
第1章 内部統制の構造
第2章 内部統制システムと監査
第3章 内部統制システムと法的責任
第4章 内部統制システムとディスクロージャー
第5章 内部統制システムの充実のための制度と展望
第6章 結語
著者等紹介
木村圭二郎[キムラケイジロウ]
弁護士(共栄法律事務所)、ニューヨーク州弁護士、弁理士、関西学院大学法科大学院教授(企業法実務・知的財産権)、大阪証券取引所上場委員会委員、元大阪弁護士会民事介入暴力対策及び業務妨害対策委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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