内容説明
経済産業省は、平成15年に策定した営業秘密管理指針を改訂し、企業の営業秘密の管理強化を促すこととした。本書は、各企業において本指針を参考として自らの強みを明確に認識し、戦略的に営業秘密の管理強化を図ることを通じ、的確かつ有効な経営を行っていくことを強く期待した書である。
目次
第1部 営業秘密管理指針(概説;不正競争防止法上の営業秘密の保護 ほか)
第2部 営業秘密管理Q&A(営業秘密管理指針に記載されていることを守っていれば、営業秘密が漏洩した際に不正競争防止法上の営業秘密としての保護を受けることができますか。;ミニマムの水準と望ましい水準の違いは何ですか。 ほか)
第3部 不正競争防止法の逐条解説(営業秘密の民事的保護;営業秘密の刑事的保護)
第4部 営業秘密関連の参考判例(営業秘密として認められた判例(一部認められたものを含む)
秘密管理性が認められなかった判例(他の要件も認められなかったものを含む) ほか)