内容説明
ちっとも特別じゃなかった特別支援教育!!個性に合わせた教育は、すべての子どもたちのためのもの。学校教育のこれからがわかる。
目次
1 特別支援教育の、特別ではないふつうの配慮
2 すべての子どもにある、その子どもごとの支援の必要性
3 学校の不思議
4 楽しい学校の仕組みづくり―頑張れ!特別支援教育コーディネーター
5 子どもの個性を捉えること―発達障害だろうがそうでなかろうが、個性を把握すれば指導は楽しくなる
6 さあ、楽しい学校生活を創るために―小学校に入学する前に押さえておきたいこと
7 困ってきた段階での初期介入ストラテジーとうまくいっている子どもの支援プラン
8 小学校高学年で考えておきたいこと―楽しい中学校生活と将来のもっと楽しい大人の生活のために
9 中学校で考えておきたいこと―問題行動への対応と、将来展望の創り方
10 大人になっていく道筋から考える
11 特別支援教育の進め方
著者等紹介
辻井正次[ツジイマサツグ]
中京大学教授。NPO法人アスペ・エルデの会統括ディレクター・理事長。子どものこころの発達研究センター教授。1992年、名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。1992年に高機能広汎性発達障害の子どもを支援する会、アスペの会を設立、現在の発達障害児・者のための生涯発達支援システム・アスペ・エルデの会となる。発達障害者が自立し地域で豊かな人生を過ごすための社会システム作りの一つとして発達障害者支援法の成立に向けて活動、同法は2005年より施行されることとなった。講演や研究活動、テレビドラマの監修、イルカセラピーに代表される余暇支援など、発達障害者支援に関わる活動は多岐にわたり、同時に専門家育成にも尽力を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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