内容説明
様々なツールにより情報が氾濫する中、タレントなどの著名人がパブリシティ権を主張する報道が新聞紙上でも取り上げられるようになってきた。パブリシティ権は、著名人のプライバシーの保護と混同されてきた経緯があるが、まだ一般にはあいまいに認識されている部分が多い。本書は、初心者にも対応すべく「パブリシティ権とは何か」からはじまり、パブリシティ概念などが平易に論じられた書籍となっている。さらに、11人もの弁護士による様々な裁判事例の解説・論考によって、パブリシティ権をより把握できる構成となっている。
目次
総論(パブリシティの権利)
各論(スティーブ・マックィーン事件;タカラヅカおっかけマップ事件;ジャニーズ・ゴールド・マップ事件;加勢大周事件;広告ガス気球事件 ほか)
著者等紹介
金井重彦[カナイシゲヒコ]
1976年立教大学法学部卒業。1982年立教大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了。1984年弁護士登録(東京弁護士会)。1992年弁理士登録。立教大学法学部、同大学院法学研究科非常勤講師。日本大学司法研究所講師。日本弁護士連合会知的所有権委員会副委員長(1998年~2000年)。金井法律事務所
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