内容説明
戦前、戦中の北陸の小さな港町を舞台に、花街で育った少女が茶屋の女性や町の人たちとふれ合いながら、父の急死を乗り越え、多感に成長していく姿を描いた連作小説集。
著者等紹介
川島昭子[カワシマアキコ]
1927(昭和2)年、富山県高岡市生まれ。1983(昭和58)年から小説の執筆を始め、1986(昭和61)年、小説「袱紗包み」で北日本文学賞選奨を受けた。第一、四回全国万葉短歌大会万葉大賞受賞。文芸誌「ペン」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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