内容説明
2010年秋COP10(世界が集う第10回生物多様性締約国会議)が名古屋で開催。「生物多様性」って何?私たちの生活を支える大きな恵みの体系を知ろう。
目次
生物多様性って何?
国際交渉と生物多様性条約の歴史と展望
食卓から見る生物多様性
生物多様性国家戦略―生物多様性条約の実施の現実
生物多様性とビジネス―企業は問題の一部であると同時に解決の一部
観光と生物多様性
森林 生物多様性の宝庫―生物多様性条約での議論から
広報・教育活動で広まる生物多様性―COP9でのドイツの取り組み
他の国際プロセスとの協調
COP/MOP4&COP9が開催―ドイツ・ボンからの現地レポート(前編)
COP/MOP4&COP9が閉幕、2010年次回会合は愛知県名古屋市へ―ドイツ・ボンからの現地レポート(後編)
都市生活を支える基盤インフラとしての生物多様性―深刻化する都市化への国際社会の対応
都道府県の生物多様性戦略づくり―埼玉・千葉・石川・愛知の協演
生物多様性をテーマにしたさまざまな教材から
一杯のコーヒーから考える生物多様性
ABSのABC―生物多様性条約での利益配分の事始め
ドイツの森林・野生動物の管理事情―混迷を深める「狩猟・林業・自然保護」の三角関係
マレーシアの生物多様性の体験型施設
今後の展開
コンタクト集
著者等紹介
香坂玲[コウサカリョウ]
静岡県生まれ。東京大農学部卒。ハンガリーの中東欧地域環境センター勤務後、英国で修士、ドイツ・フライブルク大学の環境森林学部で博士号取得。2006年からカナダ・モントリオールの国連環境計画生物多様性条約事務局の勤務を経て2008年4月より現職の名古屋市立大大学院経済学研究科附属経済研究所の准教授(環境経済、環境マネジメント担当)。COP10支援実行委員会アドバイザー。国連大学高等研究所客員研究員を兼務し、里山の評価などに参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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