出版社内容情報
自己中な暴走男子ロミオや、ヤンデレ娘のサロメ……恋愛文学の登場人物は、みんな過激な変人揃い!誰もが知る有名文学作品を開いてみれば、思わずつっこみたくなるトンデモ恋愛劇があふれ出す!不合理でカオス、でも情熱は本物!?「古典」のイメージが変わる、文学系コミックエッセイ!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
50
大人になどなりたくなかったと泣くおきゃんな美登利、恋にこいしてころしをした電波ちゃんサロメ、一瞬で女と言う時を燃やしつくしたジュリエット。実はほぼ同い年なんです。まず言いたいのは落ち着こうサロメちゃん!そしてジュリエットちゃん!!恋に付ける薬はないというけれど落ち着くのが一番の薬です。それに比べると少し幼いけれど『嵐が丘』のキャサリンは良く物事を考えた思慮深い子なんですね。キャサリンに対する見方が変わりました。男の子達はおおむね純朴で可愛い。『冥途の飛脚』は今回が初見なので、いつか読んでみたいと思います。2015/03/11
lonesome
9
図書館で目について、ちょうど樋口一葉に興味があるところだったので借りてみた。漫画の内容や絵は少女マンガのコメディの王道で面白いと思うし、ちゃんと最後の話とかも締めるところは締めているので紹介されている古典の名作にも興味が沸きました。2013/10/13
やまゆ
6
正直期待外れ。もっと若い子が読めば楽しいのかな?2017/05/29
ろばこ
5
漫画で恋愛文学のあらすじを紹介。ロミジュリやサロメ嵐が丘、椿姫など。わかりやすくて良かった。続き無いのかしら。2015/02/11
めいこ
4
県立図書館お勧め本。有名なロミジュリにはじまり、サロメ、椿姫、冥土の飛脚、嵐が丘、初恋、たけくらべを解説してくれる。これがまた面白い!!文学喫茶の店長が解説、店員がつっこみで、どの話も読みたいと思った。これ続編とかないのかな…2014/04/27