出版社内容情報
兵庫・大阪・京都と、「阪急電鉄」が走る範囲は広い。そして沿線には、思わず途中下車して訪れたくなる“歴史的名所・史跡”や賑やかな商店街などがたくさんあります!そんな阪急沿線の見所を路線別に紹介する本!
内容説明
阪急線の特色から歴史、名所、祭り、沿線のご当地グルメまで“阪急電車”沿線ガイドの決定版!
目次
第1章 「阪急」っておもしろい!(阪急線ってどんな電車?;創業者小林一三ってどんな人? ほか)
第2章 京都本線・嵐山線・箕面線・千里線編(梅田駅―梅田は泥の田んぼだった!?;十三駅―あさくさ橋って十三だった? ほか)
第3章 神戸本線・今津線編(中津駅―阪急京都本線だけが停車しない駅;神崎川駅―加島のお稲荷さんに救われた怪奇小説家とは? ほか)
第4章 宝塚本線・伊丹線・甲陽線編(三国駅―二つの駅が同時に存在した?;曽根駅―戦前、日本一の料亭があった!? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
59
2014.01.23(01/23)(初読)私鉄沿線謎解き散歩の会著。 01/22 (口絵) +春の哲学の道。 左京区若王子神社から銀閣寺へいたる疎水にそった小道。 西田幾多郎からこの名がついた。 +秋の箕面の大滝。 +嵯峨野、常寂光寺。小倉山中腹、日蓮宗、多宝塔は重文。 +天神祭ギャル神輿。 +多田神社=清和天皇の曾孫、源満仲が神社の前身、「多田院」を立てた。 頼家、義家らを祭る清和源氏発祥の地。 +神峯山寺のもみじ(高槻)=役小角開基、1300年、天台宗。 2014/01/23
かっぱ
42
阪急は京阪神に住む者にとっては、もっともなじみ深い私鉄ではなかろうかと思う。あずき色で統一された車体もいい。創業者の小林一三は文学青年であったため、鉄道事業と文化事業を同時に進めていった。その中で宝塚歌劇団の存在は大きいだろう。この女性ばかりの劇団にかつて男子部があったとは知らなかった。日本初の駅ホーム上のコンビニは十三駅。そして阪急そばも忘れてはいけない。泥田を埋めたから梅田。淡路駅の由来は淡路島。上新庄駅近くの瑞光寺の鯨の骨でできた橋は見てみたい。2016/01/03
ロマンチッカーnao
16
阪急沿線に住んいるので馴染み深いです。でも、神戸線に乗ることがあまりなく、宝塚線にいたってはほとんどのったことがない。せっかく阪急沿線に住んでいるのに勿体ないと自分のことながら思いました。三ノ宮よりも西宮北口のほうが乗降数が多かったりするんですね。そう言えば、僕は阪急京都線なので、神戸線に乗ると、人が多いなって感じます。確実に京都線よりも多いですよね。もちろん、梅田近辺と河原町近辺は混雑しますけど。しかし、京阪と阪神が合併して京都から神戸をまたぐ壮大な線が出来たかも知れないってすごいですね。2023/03/15
糸車
10
就職で家を出て職場の寮に住み、それが阪急沿線だった。だんなさんも路線は違えど元阪急沿線の住人。考え方も趣味も世代も違う夫婦なのですが、この本については珍しく共通な話題が多く、盛り上がりました。というか、同じ本を同時期に読むのって初めてかもしれない。関西に住む人ならああ、あそこ!とピンとくる地名についての豆知識が満載。2013/10/19
たか
8
阪急全線をこの一冊に詰め込んでるから取り上げる駅はもうちょっと絞り込んだ方がいいかと。あとカラーページ少ないのもちょっと残念。とは言え阪急沿線住人、阪急が好きな人は必読の一冊でしょう。2013/12/25
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