出版社内容情報
この世には、「へんな名前のへんな生き物」がたくさんいます。「オジサン」「キタマクラ」「ウルトラマンボヤ」などなど、水の生き物、陸の生き物、空の生き物から“言い得て妙”な生き物たちを、美しい写真とともに紹介する一冊！
内容説明
空は飛べるのに木登りが苦手なサル、ものまねレパートリーが芸人並みのタコ、チュウをせがむ魚に、ヒーロー顔のホヤ…ヘんてこだけど、どこか憎めない、全おもしろ５９生物！
目次
すごそうないきもの（ウルトラマンボヤ―海の平和を守りし者；オニダルマオコゼ―シムラ、うしろ！；アバチャン―二丁目の朝焼け ほか）
おしいいきもの（クロデメニギス―宝の持ち腐れ；カニハゼ―不器用ラブリー；カワテブクロ―メタボハンド ほか）
なんかいいかんじないきもの（ミナミハコフグ―暴虐ポイズン；コンペイトウウミウシ―シャレオツ番長；オニオオハシ―ブラジルの秘宝 ほか）
とほほないきもの（バットフィッシュ―嘆きの珍魚；オジサン―中年王子；デカイヘビ―テキトー万歳！ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
44
図書館の新しい蔵書。この表紙がすべてを語る！最高です、バットフィッシュ。短い手？足？に見えるのはヒレ。口紅を塗ったタラコ唇。口の周りの白い髭と鼻のてっぺんの毛。正にエラの張ったアゴ。君は幸せかい？と聞きたくなる。そして、もう一つ名前のインパクト最大が「ウン◯タレ」。何て名前でしょう(笑)釣り上げられるときショックで多量のウ◯コをしてしまうらしい。釣り上げるときには注意！2014/05/19
ｋｅｉｔｈ
29
変な名前の生き物図鑑。見ていて楽しい。「ウルトラマンボヤ」とぼけたウルトラマン顔のホヤの大集団。「インターネットウミウシ」コンピューターの構成図のようなウミウシ。「シンデレラウミウシ」まるで宝石のような美しすぎるウミウシ。「ウンコタレ」釣り上げられた時、ショックで脱糞してしまう気の毒な魚。「デスストーカー」もはやこれ以上考えられないような物騒で凶悪な名前を付けられたサソリ。世の中には変わった名前の生き物がいっぱい。そこの気になるあなた。今すぐネットで確かめて。2015/03/25
更紗蝦
20
図版をイラストやCGではなく、全てカラー写真で統一しているところはポイントが高いのですが、フィリピンヒヨケザルの写真だけが遠くから撮影されており、細かな外見が分からないのが残念です。（滑空している写真にこだわったのでしょうか…？） 「変な名前」をテーマにしているのに、「オニオオハシ」の別名が「オオオオハシ」であることに触れていないのは凄くもったいないですし、コウガイビルの名前の由来がまるで「公害」であるかのように書いているミスは、この手の本としては致命的です。（実際の由来は髪飾りの一種である「笄」。）2016/02/09
ロア
15
たらこ唇のバットフィッシュ。ポンポン持ってるキンチャクガニ。釣られたショックで大の方をお漏らししちゃうイスズミの別名はウン●コタレ。早朝のワライカワセミの大爆笑。オシャレコンペイトウウミウシ。オジサン。ナメダンゴ。カエルアンコウは以前はイザリウオって名前だったのが、差別的だってことで改名されたんだってさ～(´-ω-`)ｺﾄﾊﾞｶﾞﾘ…2023/02/08
bibi
12
圧倒的に海の生き物が多いですね。地球には、面白い生き物がたくさんいるということです。勝手に人間が名前を付けて、面白がっていると言うこともあるかもしれません。写真とコメント。「もうちょっとおっきな写真で見たいな」というものもありますが、隙間時間に眺めるのには、ちょうどいいのかもしれません。2017/06/18
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