出版社内容情報
新島八重も銃を手に入城した会津鶴ヶ城。一ヶ月にも及ぶ会津鶴ヶ城の攻防戦は、敗戦開城によって悲劇に塗りつぶされる。孤忠を貫き、苦悩する藩主・松平容保の数奇な生涯を、幕末会津史に関する第一級の執筆陣が描く!
内容説明
幕末動乱の表舞台に登場し、「至誠」をもって士道を貫いた男のすべて。
目次
松平容保と「八重の桜」―まえがきに代えて(好川之範)
松平容保・人と事績(綱淵謙錠)
松平容保の出自とその一族(宮崎十三八)
松平容保関係人名事典(小檜山六郎)
京都守護職時代の松平容保(松浦玲)
松平容保と会津藩の戊辰戦争(佐々木克)
松平容保関係史跡事典(野口信一)
会津藩の閣僚と藩論(星亮一)
松平容保家臣団人名事典(間島勲)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
31
会津側から見た会津戦争。先祖の決めた家訓に殉じたか、慶喜の変節に巻き込まれたか、何れも悲劇。2017/07/18
BIN
7
「松平容保のすべて」が改題、再編されたもので、「八重の桜」が放送された時期なので、新島八重のことが追加されてると思われます。松平容保の出自や一族のこと、京都守護職時代や会津戦争、家臣団人名事典など。本書を読むと徳川慶喜と幕府に振り回された可哀想な人物に見てきます。松平容保の政治力は低そうですが、幕府や天皇への忠誠は見事な人物です。2019/06/13
コジターレ
6
イマイチ興味が湧かず、流し読み。人物についての詳しい解説ではなく、やっぱり物語を読みたい。他の会津本を読もう。2020/02/08
ミサンガ
0
こういう本って視点が一方的よね、と。 研究書じゃないから、しょうがないのかな。 これ読む時間があったら「孝明天皇と一会桑」とか「歴史の中の新選組」とか、吉川弘文館の人物叢書「徳川慶喜」とかを読んだ方がいい気がするなー 2017/05/16
hakofugu
0
★★☆☆☆2014/12/15